ヴィヴィアンといえば、ヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)!!
土星のようなモチーフに十字架が乗っているオーブ(球体)ロゴマークと、印象的なフォントがカッコイイ。
「ヴィヴィアンの名前だけは知ってるけど、どういうブランドなのか分からない。」
という人のために
- ヴィヴィアンのブランドイメージ
- どういう財布を出しているのか
を紹介していきましょう!
ヴィヴィアン・ウエストウッドの特徴
ヴィヴィアン・ウエストウッド(Vivienne Westwood)は、同名のデザイナー「ヴィヴィアン・ウエストウッド」が展開しているイギリスのブランドです。
デザイナーのヴィヴィアンが「パンクの女王」と呼ばれていたように、パンクスタイルから始まったヴィヴィアンですが、いまは落ち着いたデザインのものも多くあります。
日本では、椎名林檎、栗原類、千秋、松雪泰子、山田孝之、あとSEKAI NO OWARIメンバーなど、数多くの芸能人たちが好んでつけていることでも知られています。
映画NANA(少女漫画原作)で頻繁にアクセサリーが登場したことも人気に火をつける結果に。
ネックレスや指輪、財布、高水などの小物が有名ですが、アパレルなど多岐に渡って商品展開しています。
・ロゴマークの秘密
土星みたいな輪っかがついていますが、じつは土星では無いようです。
ヴィヴィアン・ウエストウッドのショップ「WORLD END」のブログで語られていますので、少しだけ翻訳を使って引用します。
私はWestwood orbのロゴの由来について何か書きたいと思っていました。
~中略~
未来への伝統をとらえたという未来的な感覚が彼女の心の中にありました。
これに影響を与えるのは、彼女がイタリアに行った前に、私が収集した天文学雑誌をいくつか見せて、母親に貸し出した。そこには銀河のコンピュータエンハンス画像、ブラックホールの出来事地平線、「Deep空の写真と惑星の写真土星のリングシステム。
彼女が計画していた衣服の1つは、チャールズ皇太子が暇なときに着るかもしれないと想像した編み物のジャンパーでした。それで、英国の王子が持っていたすべての記章でした。グリフォン、紋章、スコットランドのアザミ、ウェールズのネギ、アイルランドのシャムロック、チェーン、クラウン、クラウンの宝石のオーブも含まれています。未来的な感じをこれに持ち込むために、彼女はオーブの周りに衛星リングを追加してサターンの周りのように&さらにジャンパーデザインにDeep Skyといくつかのレーダーアンテナを追加することに決めました。
~WORLD ENDから引用~
あまり英語が得意ではないので翻訳ソフトに頼りましたが「チャールズ皇太子に渡すジャンパーにつけるロゴとして作ったら、バッチリかっこいいのが出来たからずっと使っている」というニュアンスだと思います。
そして、この流れからいくとロゴに使われているオーブと十字架は、エリザベス女王が持っている杖の先についている球体と王冠がモチーフになっていると思われます。
王家を象徴するオーブに土星からインスパイアされた衛星リングをつけて、未来的な雰囲気を出したかったわけですね。
※地球がモチーフという話もありますが、たぶんオーブの部分を地球にしている商品と混同しているのではないでしょうか。
ヴィヴィアン・ウエストウッドのブランドイメージ
「個性的」
この言葉がピッタリハマるのがヴィヴィアンのブランドイメージだと思います。
パンク色の強いものから、可愛いものまで幅広くありますが、どの商品もすべて個性が強くひと目でヴィヴィアンのものだと分かります。
ヴィヴィアンのアイテムを持っていると、「ロックが好きなのかな?」とか、「パンクっぽい雰囲気」とか思われるかもしれません。
ロゴのインパクトが強いのも、ヴィヴィアンの認知度を高めるのに一役買っていますね。
ヴィヴィアン・ウエストウッドの年齢層
ヴィヴィアンの商品はいい意味で個性的です。
なので年齢層や性別は関係なく持てるのが魅力ですが、やはり個性が強いので持つ人を選びます。
ただし、ブランドのターゲット的にも若い子を狙っている感じなので、30代以降で持っていると浮いてしまう可能性があります。
でもそこをあえて使うというのも、またヴィヴィアンらしくて良いんじゃないでしょうか。
ヴィヴィアン・ウエストウッドのレーベルとは
じつは、日本で販売されているヴィヴィアンは、ほぼ日本で作られているものなのであまりレーベルは関係ないかもしれませんが一応。
日本のヴィヴィアンはライセンス販売で、イギリスとはラインの意味合いが変わってくるそうです。
でも、ラインを知っておくといつか役に立つかも。ということで、何かの参考にしてください。
アンドレアス・クロンターラー フォー ヴィヴィアン・ウエストウッド
(ANDREAS KRONTHALER FOR VIVIENNE WESTWOOD)
旧ゴールドレーベル (Gold Label)。2016年に改名されました。
クリエイティブディレクターでヴィヴィアンの夫でもあるアンドレアス・クロンターラーの名前が付けられたファーストラインです。
オートクチュールで仕立てられたレディースラインで、値段も数十万~数百万とかなり高価。
コレクションで出しているのはこのラインですね。
ヴィヴィアンのメインラインの1つ。
ヴィヴィアン・ウエストウッド
(VIVIENNE WESTWOOD)
ヴィヴィアンの2つあるメインラインの1つ。
ブランド名がそのままレーベル名になっていますね。
コレクションとは別に用意された、プレタポルテ(既製品)など普段着られるカジュアルなものがメイン。
本国のレッドレーベル (Red Label)はこちらに統合されたようです。
ヴィヴィアン・ウエストウッド マン
(VIVIENNE WESTWOOD MAN)
こちらは、その名の通りメンズラインです。
英国の伝統的なスタイルをヴィヴィアン風にアレンジされたスタイルがカッコイイ。
小物はユニセックスデザインなのであまり気にならないと思いますが、コートやスーツなどのアパレルはそうもいかないですからね。
男らしいアイテムから奇抜なものまで数多くあります。
アングロマニア
(Anglomania)
廉価なカジュアルライン。
他のブランドだと、セカンドラインとかディフュージョンラインと呼ばれるような位置付け。
ヴィヴィアンの中で一番普及しているので、よく目にするレーベルですね。
日本ではライセンスの関係でどのラインなのか分かりにくいですが、一般的にヴィヴィアンというとアングロマニアでしょう。
ヴィヴィアン・ウエストウッドのメンズ革財布を選ぶなら?
ヴィヴィアンは毎年新作を出していたり、既存の商品数も多いため、ハッキリこれがオススメだ!ということはできません。
ですが、デザインの方向性がある程度決まっているので、それを紹介しますね。
大きく分けると下記3タイプになります。
・シンプルなウォレット
シンプルな革財布に、ヴィヴィアンのオーブロゴがキラリと光るタイプ。
ロゴの位置やオーブの大きさは様々。
男女問わず使えるオーソドックスな財布だと思います。
シンプルで大人っぽいイメージなので、どこでも使いやすい財布ですね。
・カジュアルなウォレット
見た目的にも華やかでカジュアルな財布。
ガーリーなイメージがあるので、男性が使うのは勇気がいるかも。
メンズだと。なかなか使いこなすのが難しいデザインだと思います。
個人的にヴィジュアル系の人や、水商売系の人が使っているとビシっと決まるんじゃないでしょうか。
・変則オーブロゴタイプのウォレット
オーブロゴを型押しやペイントにしているタイプの財布。
シックに決めるのも、可愛く見せるのも自由自在。
こういうデザインだとセンスが出るので腕の見せどころですね。
ある意味、一番ヴィヴィアンらしさが出ているんじゃないかと思います。
ヴィヴィアンは偽物が多い
大人気のブランドには偽物が多い、というのはもはや鉄則です。
偽物が作られるようになって初めて一人前のブランド・・・というのはおかしな話ですが、ヴィヴィアンも偽物が売られているので気をつけてください。
- 安すぎるものには警戒すること
- 信用できるショップ以外で買わないこと
こういう部分を守れば偽物を手にすることもなくなるでしょう。
値段が気になる人はアウトレットを使う、という手もありますよ。
まとめ
ヴィヴィアン・ウエストウッドは、時代に合わせてスタイルを大きく変化させてきたファッションブランドです。
日本でも、そのロックなテイストで多くのファンを魅了してきました。
人によって合う合わないがハッキリするブランドですが、使いこなせばめちゃくちゃオシャレです。
個性を出したいのなら、ヴィヴィアンの財布はとてもオススメですよ。