ラストクロップスとは
- 有名なワイルドスワンズの影に隠れて、マニアたちの間で密かな人気を誇っているラストクロップス
- ワイルドスワンズ三兄弟の鴻野敏之さんが独立して立ち上げたブランドで、マニア向けのブランドだと公言されている
- 30~40代くらいの落ち着いた男性向けの財布
LASTCROPS(ラストクロップス) | |
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■最低価格帯 | 二つ折り ¥25.000~ |
長財布 ¥43.000~ | |
コインケース ¥16.000~ | |
■ファッション | ビジネスからカジュアルまで幅広く対応しますが、ちょっとビジネス寄りかも |
■年齢層 | 30~40代向け |
■公式サイト | http://www.lastcrops.com/ |
■ショップブログ | http://topics.lastcrops.com/ |
■ネット販売ページ | 公式ショップ |
LASTCROPS(ラストクロップス)のメンズ財布
ラストクロップスのオススメポイント
「ラストクロップス」の特徴として、分厚い革が使われています。ゴツゴツとした革の厚みと、スマートで繊細なカーブラインが、持っていると自然に嬉しくなるようなデザインに仕上がっていますね。
革や縫製のこだわりもすごくて、市販の財布の中では高級な財布の部類に入ります。
ワイルドスワンズで有名なコバの処理は、兄弟分であるラストクロップスにも受け継がれていて、もちろんシッカリと仕上げれています。
実際に手に取る機会があれば、美しい縫い目にも注目して下さい。こういったゴツい財布の縫製って普通はもっと荒々しいというか、太いステッチでガガッと一気に仕上げてありますけど、ラストクロップスは番手の小さい糸を使ったステッチで、本当キレイに仕上げています。こういう細かいコダワリにニヤリとしてしまいます。
ラストクロップスのちょっと気になる点
デザインだけで見れば、スーツを来たサラリーマンにピッタリなんですけど、なんせ革が厚いのでスーツの内ポケットに入れる事が少々難しいです。見た目がスリムだと思って選んでしまうと苦労するかも知れませんね。
最近は雑誌等でも紹介されて認知度が上がってきていますけど、元々はそこら辺の財布では満足出来ない革マニアに向けられたブランドです。なので、革の質や縫製は絶対に満足出来るはずですが、興味のない人にとっては割高な財布に思われてしまうかも知れません。
ブランド物の財布は目立つから持ちたくないけど、知名度が少なくて誰も知らないような、それでいてシッカリした財布を探している人にはピッタリの良い財布だと思います。
ラストクロップスのエイジング
実は私、こういう裏ボタンがプックリ浮き出てくる系のエイジングが大好きなんです。手の油が使うたびに染みこんでいって、プックリの部分がテカテカに輝いてきます。
革質にもよりますけど、これぐらい密度が詰まっていれば、そのうち顔も映るぐらいピカピカになりますね。
写真では分かりにくいですが、ラストクロップスではステッチを特殊な技術で、革の表面よりも落とし込んでいるので、縫い目にダメージが無いのが分かります。
こういった変態的とも言える拘りを持ったブランドは少ないですから、手に入れたら色々と楽しめるんじゃないでしょうか。
≫ 「ラストクロップス財布のエイジングについて追加記事を書きました」
ラストクロップスをネットで買うなら?
ラストクロップスは渋谷に店舗を構えていますが、その営業形態が金、土、日、祝日と、一般人の休みの日だけオープンされています。
月曜から水曜までは制作に集中するために予約客のみの対応となっているので、普通の量販店で買うよりもハードルが高いです。フラッとよって買うのは難しそうですし。
ネットショップは、今のところ公式ショップかヤフーショップで買うしか方法が無さそうです。
個人的にはヤフーは何か怪しい雰囲気がするので、公式で手に入れるのをオススメします。
こういった手に入れるのが難しい財布は燃えてきますね。
まとめ
ラストクロップスは革の分厚さで比べるとかなりの物です。
分厚い革は穴をまっすぐ開けるのが難しかったり、仕上げが面倒くさいので使いたがらない見せが多いんですけど、あえてそこを選んでいるなんてカッコイイです。
使いやすさや値段を考えるとワイルドスワンズをおすすめしますが、どうしても普通じゃ満足出来ないならラストクロップスを選ばない理由が無いでしょう。
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