PORTERといえば、ミリタリー色の強いシリーズに関してはやたら本気を見せてくるのですが、今回このワンダーシリーズもかなりぶっ飛んでいるのでヤバイです。
なにせ、エンボス型押しだけで表現した迷彩柄。
いつもながら素材の選び方からしてマニアックなPORTERワンダーです。
ワンダーシリーズの特徴
遠くから見たらただの迷彩柄の財布にしか見えませんが、近くによって手に取ってみたらどうしてなかなか。
「ホント頭おかしいでしょwwwwww」
って笑っちゃうぐらいのマニアックな仕様でした。
こんな発想が出てきて、さらに実現可能なのはポーターぐらいじゃないでしょうか。
ワンダーシリーズの革質
豚革にエンボス・・・つまり型押しで模様を付けていってるのですが、角度によって表面の模様が変わって見えます。
初見だと確実に「布みたいだけど・・・なにこれ?」と思わせてくれる質感です。
通常の使われているようなエンボスと違って迷彩模様が繊細に表現されていて、これは特殊な加工所じゃないと型押しができないそうです。
※僕もものづくりの会社に勤めているので分かりますが、この複雑で精密な迷彩柄は相当の腕がないと厳しいです。
なので型押し迷彩柄というPORTER独自の技法によって、ワンダーシリーズはラフな見た目とは裏腹にめちゃくちゃマニアックな仕様になっているのです。
豚革もただの豚革じゃなくて、タンニンなめしの豚革という珍しい素材です。
ワンダーシリーズのロゴ
大人仕様なポーターとして人気のカレントシリーズと同じ小さなメタルロゴです。
このロゴはカレントとワンダーしか使われていないので、型押しレザーシリーズのロゴとして使っていくのでしょうか。
カレントのときは落ち着いて見えましたが、ワンダーシリーズは迷彩柄と相まってポーターらしいカジュアルさが全面に出ています。
同じロゴでもここまで雰囲気が違うと面白いですね。
カラーラインナップがスゲエ!
豚革を使った財布をあまり知らないのですが、こんなに発色が良いんですね。
間近で見たらもう少し明るく見えます。
こういう時は、あえて黒色を外して検討することが多いけど、黒一色でもこれぐらい派手なら十分選択肢に入れることができます。
それにしてもオレンジ色はヤバイ。こんなビビッドな色で攻めることができるのはPORTERぐらいです(笑)。
ワンダーシリーズの革財布
かなりマニアックな内容の財布ということが分かってもらえたところで、ワンダーシリーズの革財布たちです。
型押しによって表面がザラザラと独特な手触りをしています。
たまにこのザラついた手触りが苦手な人がいる反面、滑り止めとしてかなり優秀なので、財布をすぐに落っことしてしまう人はぜひワンダーを使ってみて下さい。
それにしても迷彩柄がカッコイイ。
ワンダーL字ファスナー長財布
ポーター | L字ファスナー長財布 |
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仕様 | 札入れ3、小銭入れ、カード13、ポケット2 |
サイズ | 190×100×20mm |
素材 | 豚革(エンボス加工) |
生産国 | 日本 |
価格 | ¥21,600 |
ポーター得意のL字ファスナーの長財布です。
中身はそのままラウンドファスナータイプの財布と同じなので、通常なら収納力に問題のあるL字ファスナー長財布の弱点が上手くカバーされています。
ファスナーの開閉が便利なので使い勝手も申し分なく、従来3回動作して開いていたファスナーが2回に短縮されただけでレジでの動作を素早く終わらせることができますね。
独特の迷彩柄とL字のスタイルが相まって、かなり目立つこと間違いなしの財布です。
ワンダーラウンドファスナー
ポーター | ラウンドファスナー |
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仕様 | 札入れ2、小銭入れ、カード15、ポケット2 |
サイズ | 200×108×20mm |
素材 | 豚革(エンボス加工) |
生産国 | 日本 |
価格 | ¥21,600 |
小銭入れがギャルソンタイプになっていて、収納力が限界まで高められているラウンドファスナーです。
カード入れと札入れ部分のマチが小さいので、大きく開く財布が欲しい人は上記のL字ファスナーを選んだ方がいいと思います。
従来のラウンドファスナーから買い換えたなら使い始めに慣れが必要です。
ギャルソンタイプは女性的な財布のイメージが強く、あまり男性が好んで持つような感じはしませんね。
強烈な迷彩柄で、さらにギャルソンタイプという個性の強いラウンドファスナーです。
ワンダー 二つ折り財布
ポーター | 二つ折り財布 |
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仕様 | 札入れ2、小銭入れ、カード6、ポケット |
サイズ | 95×140×20mm |
素材 | 豚革(エンボス加工) |
生産国 | 日本 |
価格 | ¥17,280 |
ポーターらしいなーと思わせてくれる個性的なラウンドタイプの二つ折り財布です。
どこから突っ込んでいいのか分かりませんが、まず目につくのがファスナーの引き手。
これは革に当たらないようにスッキリした小さめの引き手が使われています。
さらに札入れとカード入れの間。
お札は2ヶ所で収納できますが、その間にカードも2枚収納できるようになっています。
忍者の持ち物のようなワクワク感があるし、迷彩柄もかなり男心をくすぐられちゃいます。
この形の財布にしては値段が高いですが、それ以上に楽しめると思うので一見の価値ありです!
ワンダー小銭入れ
ポーター | コインケース |
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仕様 | 小銭入れ、ポケット |
サイズ | 97×73×13mm |
素材 | 豚革(エンボス加工) |
生産国 | 日本 |
価格 | ¥8,640 |
BOX型の小銭入れは数多くあれど、その中でカードを入れられるサイズで作られているものは少ないですね。
何を隠そう、ワンダーのBOX型小銭入れは2種類あって、500円高いこちらのほうはカードが入るようになっているんですよね。すばらしいっ!
小銭が見やすくて使いやすいBOX型にカードまで入れられたら、これすなわち最強ってことで間違いないでしょう。
迷彩柄もめちゃカッコイイし、これは手放せなくなるでしょう。
ワンダーパスケース
ポーター | パスケース |
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仕様 | クリアポケット2、ポケット |
サイズ | 75×105×10mm |
素材 | 豚革(エンボス加工) |
生産国 | 日本 |
価格 | ¥8,640 |
あまり見ない形のパスケースです。
真ん中に挟まれているクリアホルダーは両面仕様になっていて、ササッとスライドさせてカードを出した後はササッとしまえる便利な仕様です。
大事なカードを中に、中に入れているカードを見られずにすむメリットもあってプライバシーもバッチリ。
怪しいお店の会員証を入れるのもよし、スタイリッシュに使いこなすのもよし。
自分だけのカッコイイ使い方を考えて見てください!
ワンダーキーケース
ポーター | キーケース |
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仕様 | 4連キーホルダー、小銭入れ、ポケット2 |
サイズ | 110×60×20mm |
素材 | 豚革(エンボス加工) |
生産国 | 日本 |
価格 | ¥10,800 |
小銭入れと一体型になったキーケースです。
カードを入れられるポケットが2つも付いてて何気に使いやすい。
ただし、鍵とカードを両方パンパンに入れてしまうと閉まらなくなってしまうので気をつけてください。
このキーケース一個あればオールインワンで全部盛りなのでめちゃくちゃ楽だと思います。
持ち物を出来る限り少なくしたい人にとってこれ以上のキーケースはありませんね。
小銭入れ部分にキーレスを入れてもいいかも。
まとめ
迷彩柄のエンボスレザーがインパクト抜群のワンダーシリーズ。
めちゃくちゃ目立つのは間違いないし、とくにオレンジの迷彩なんて強烈な存在感を放ちます!
人と同じものを持ちたくない、とにかく目立ちたい、被りたくないといった人は積極的に使ってみて下さい。
でもホント、ポーターってマジメな物ばかり作っているようにみえて、こういう変態的な財布を作るときは信じられないぐらい本気を出すんですよね。
というわけでワンダーシリーズでした。