WEBで人気の高級セレクトショップ MLS(メンズレザーストア)が、ついに「Dearest(ディアレスト)」というオリジナルブランドを出しました。
自社ブランドの第一弾として作られたのは、なんと変形式のL字ジップウォレット!
- いままでの固定概念を覆すおどろきの分離仕様
- 栃木レザーのヌメ革
- 購入しやすいお手軽価格
たくさんの革財布を扱ってきたMLSだからこそ、つい買いたくなるツボが抑えられていますね。
ということで今回は、この少し変わった3分割できるL字ジップウォレットをレビューしていきたいと思います!
Dearestの財布
まずは今回の財布の詳細を。
品名 | Dearest H-01 |
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サイズ | 177×88×15mm |
素材 | 栃木レザー・天然タンニン鞣し牛革 |
生産国 | 日本(Made in Tokyo) |
値段 | ¥16,500(税込み) |
名前がH01ってカッコいいですね。コードネームみたいです。
パッと見て気になるのは、長財布にしては小さめのサイズ感。
そして値段!
データだけを見ていると、色々な財布のいいとこ取りになっているように感じます。
期待してOKです。
この財布一番の特徴は、この内装を分離して使うことができる仕様。
最初見たときは、公式サイトが何を言ってるのか分かんなかったんですけど、実際に手元に来て理解しました。
カード入れは別体式になる財布もあるけど、小銭入れまで分かれるのは初めてです。
使い勝手がとても気になるので、そこも含めてレビューしていきます!
ということでディアレスト H-01のレビュー
いつもながら箱を開けるときのドキドキがたまりません。
ところで、この箱にあるNLのロゴって、以前レビューしたスクモレザーの財布にもあったんですけどなんでしたっけー?
って思ったら「NL」じゃなくて「ML」だったみたいです。「Mens Leather」の略なんですね。
メンズレザーストアのロゴだったのか!
デーンッと登場!
めちゃくちゃテンション上がりますね!
ドキドキしながら触っていますが、なかなか良いですね!
普通のラウンドファスナーよりも小さめです。
また、かなりハリのある硬めの革質で、ギュッと締まっています。
若干乾燥気味な手触りかな、と。
※照明の関係で黄色っぽくなってしまいましたが、公式サイトの色のほうが実物に近いです。
ディアレスト H-01の外装
まずは外装から見ていきましょう。
縫い目も一定だし、エイジングを期待させる良い革質です。
これが2万円切っているんだから、かなりコスパがいいですね。
一番面倒くさい部分の縫製もバッチリ!
ファスナーはYKKです。
連結されている金具は価格なりというところでしょうか。
真鍮メッキだったらもっとカッコよかったけど、統一感はこちらの方があると思います。
「ああ、ここをギュッと押してペタンコにしたい!」
「できれば削り取って、切り目磨きで仕上げたい!」
L字ファスナーの縫い合わせの部分って、カスタム欲をソソられますよね?ですよねっ?!
ジックリ見たことがなかったので、フツフツと気持ちがアガってきます。
いつか削って磨いてやる!
財布は大事に使いましょう。笑
ディアレスト H-01の内装
内装は3つに分かれます。
真ん中は小銭入れ、右端はカード入れです。
また、本体内側にもポケットがあるので、スリムに見えて収納スペースは多いです。
小銭入れの内側はそのまま床面になっています。
まだ日焼けさせている段階なので使い勝手はわかりませんが、早く使ってみたい!
財布にセットした状態で小銭がこぼれないよう、サイズをピッタリ調整されているそうです。
カード入れはこんな感じ。
これに関しては、出来があまりよくありません。
画像で分かるかな?
カードの切り込みが大きすぎるので左右に不安定なのと、カード入れが深すぎてカードが取り出しにくいです。
使っているうちに安定してくるのかもしれませんが、今のところあまり印象はよくないです。
カード入れの裏側ですが、ここの縫製が雑ですね。
たまたまかもしれませんが、気になる人には気になるポイントなだけに残念です。
まぁ、普段は財布の中に入っているものですし、ほかの箇所に関しては問題ありませんでした。
ディアレスト H-01のその他のポイント
ラウンドファスナーで個人的に大事にしているポイントがここ。
この財布はL字ファスナーだけど、やっぱり気になる!
ファスナーがまっすぐだと気持ちいいですもんね。
コバも磨かれているし、開け締めもスムーズです。
ジッパーの引き手はこんな感じで連結されています。
よく使う場所だけにエイジングが楽しみですね。
普通の引き手を買ってきて交換してもいいんですけど、しばらくはストラップのまま使ってみます。
舐めるように見ていて気がついたんですけど、この財布、お尻がすごくセクシーです。
なんだろう・・・・・・、この不思議な感覚。ギュッとハリのある革だからかな。
ヌメ革の良さが一番出ているのがココかもしれません。笑
ヌメ革は使う前に防水スプレーを!
ヌメ革の弱点は色々ありますが、一番の大敵「水分と汚れ」に対しては防水スプレーが最強です。
- できれば防水スプレーを使って欲しい
- できればコロニルの1909のプロテクトスプレーを使って欲しい
ということで別記事になりますが、防水スプレーの使い方を説明しています。
なぜコロニルなのか、どうやって使うのか、が分かりますよ。
▼防水スプレーの使い方の記事はこちらです。
【完全版】ヌメ革の財布を防水加工するための全手順!
ヌメ革はよく日焼けさせておきましょう!
また、防水スプレーだけじゃなく、日光浴もしておくとカッコいいエイジングをしてくれます。
「ヌメ革の日焼け」は、もはや常識レベル。
もちろん日光浴させなくても問題はありませんが、やっぱり日焼けしているヌメ革は長持ちするようです。
個人的にも多少は日に晒しておいた方がいいと思っています。
▼ヌメ革の日焼けの記事はこちら
【革の日光浴】ヌメ革の財布をキレイに日焼けさせる方法まとめ
ディアレスト H-01の使用感など
いま日焼け中ので、終わったら使用感をレビューしますね。
近日公開!
分離式はエイジングが進むよ進む
長財布の内装・・・とくにジップファスナー系の財布ってぜんぜんエイジングが進まなくないですか!?
で、この分離式ってエイジングの観点からみたら最強のメリットだと思うんですよ。
中身を外して日焼けさせられるなんて最高!
オイルも隙間なく塗れるし、ものすごく気持ちいいんです!わかりますか?
この内装もエイジングさせることができるのって、すごく変態っぽくていいですよね。笑
まとめ
さすが、ほぼ財布専門のセレクトショップが作ったブランドです。
この価格帯なら最強クラスの「楽しめる革財布」ですね。
周りに革好きの人がいれば話題の種になるし、カード入れが取り外せるのは実用面でもいい感じ!
思った以上にスリムなので色んな場面で使えるのもグッドです。
あとは、キレイにエイジングさせてカッコよくしてあげてください。