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【激レア】FESONの財布がスゴイのに今までノーマークだった件

FESONのアイキャッチ画像

あまり耳にしたことがない「FESON(フェソン)」というブランド。

じつは、高級紳士財布のOEMメーカーが作ったプライベートブランドなのです。

取り扱っている店が少なくまだまだ貴重ですが、今後かなり期待が持てます。

気になるなら今のうちに買っておくことをオススメします!

ということで今回は、有名ではないものの、隠れた名店のような渋さを持ったFASONを紹介していきますね。

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FESONの評価・評判

FESONの青いアドバンレザー長財布

FESONの特徴を一言でいうと、「この値段でこのクオリティはすごい!」です。

とくに、グラデーションのかかったガラス革で作られたアドバンレザーは秀逸です。

手作業で仕上げられた透明感のある革は、まるで芸術品のような美しさ。

採算度外視の堅実な作りのわりに手頃な値段で手に入るのもいいですね。

とくに人気が高いわけではないので、密かに良いものを持ちたい人にオススメです。

有名ではないのであまり世間に口コミが出回っていません。

が、個人的な評価をいわせてもらうと、満点とはいかなくてもかなりの高得点です。

 

FESONとは

FESONのロゴ

最高級のクオリティを追求するために、細部の美しさにこだわり抜いた熟練の職人が仕立てる、革小物のラグジュアリーブランド『FESON(フェソン)』。
製法やコバの処理など、匠の職人技を最大限に注ぎ込むことで、他にはない高級感あふれる品質へ。

FESONは「株式会社山万(YMMN)」によって2003年に立ち上げたオリジナルブランドです。

主に革小物の中でも財布を中心に商品展開をしていて、

  • アドバンレザーと呼ばれるエナメルレザーのような艷やかな財布
  • イギリス名門のブライドルレザーを使った堅牢な財布

がの2種類が人気です。

とくに、アドバンレザーは自社で生産しているため、ほかのブランドでは目にすることがありません。

塗装工程については後述しますが、熟練の職人技で1枚1枚丹念に作られています。

見た目の華やかさとは裏腹に、職人気質ないいブランドだと思います。

 

㈱山万の詳細を少しだけ

個人的にこういう会社がすごく好きです。

親会社の山万は古き良き頑固な老舗という感じで、主に高級紳士財布などのOEM制作を行っているようです。

また、よほど腕のいい職人さんを抱えているのか、作りの丁寧さが細部から感じられて、手に持った瞬間にかるく感動するレベルです。

OEM系の会社が自社ブランドを立ち上げると、㈱猪瀬のフラソリティのようにコスパがよくて良い財布を作ってくれますよね。

こういう昔気質な会社は消えずに残っていてほしいです。

 

とても丁寧な作り

まずは、何もいわずに上の動画を見てください。

色落とし加工は目が離せないほどの職人技です。

動画でやっているのはFASONの主力商品 アドバンレザーの加工なのですが、

・ ニトリセルロース仕上げ革
 俗にラッカー仕上げといい、ニトロセルロース(硝化綿)を原料として作られたラッカー仕上げの最終塗膜として使用する方法で仕上げられた革。非常に薄い塗膜を形成し高光沢が得られ、物理的強度も強い。

日本皮革産業連合会より引用

上記のような仕様の革なんです。

で、手に持ってみたらそのクオリティの高さが分かるんですけど、まさか手作業でひとつひとつ仕上げてるとは思いませんでした。

流通が少ないのも納得ですね。

 

コバもすごい!

何もいわずに動画を見てください。(二回目

高い財布だとコバがカッコイイのは当たり前なんですけど、FESONの価格帯(2~3万円)でコバがカッチリしていることって珍しくないですか?

さらにいうとFESONのコバは一体感が違います。スタイリッシュなんです。

時計に例えていうならグランドセイコーのような、ギラつきのない大人のカッコよさを感じます。

このコバのおかげで全体的な完成度も高く感じます。

 

FESONの財布を紹介

FESONの財布を一部紹介しましょう。

この中でも、とくにアドバンレザーの財布はぜひ店頭で見てほしいです。

写真では撮りきれない美しさには一見の価値がありますよ。

 

FESONのカラーパターン

ちなみに、アドバンレザーの色はブルー、ワイン、ブラウン、グリーンの上記4種類あります。

 

FESON アドバンレザーの長財布

FESONアドバンレザー長財布

ブランド FESON
サイズ 190×97×29
素材 国産アドバンレザー
国産ヌメ革
生産国 日本
価格 ¥29,160円(税込)

FESONの一番人気、アドバンレザーの長財布です。

内部がヌメ革になっていることで、外側のアドバンレザーと合わせて経年変化を楽しめるのがオツですね。

また、素材の良さもさることながら、コバの仕上げや縫製の良さなど、細部の小技も光っています。(財布もツヤツヤです。)

老舗メーカーならではの完成度の高さに、財布への認識が変わるはずです!

こちらは当サイトでレビューをしています。

 

 

また、セレクトショップ限定のブラック仕様もあります。

 

 

FESON アドバンレザーの二つ折り財布

FESONのアドバンレザー二つ折り財布

ブランド FESON
サイズ 113×95×33
素材 国産アドバンレザー
国産ヌメ革
生産国 日本
価格 ¥24,840円(税込)

アドバンレザーの性質上、一番エイジングが進みやすいのが二つ折り財布でしょう。

ということは、あまり長い間楽しめないかもしれません。

そのかわりサクサクと変化していく様子を見られるので、それはそれでワクワクしますね。

FESONの作りの良さを確かめるには二つ折り財布が一番だと思います。

 

 

FESON ブライドルレザー長財布

FESONのブライドルレザー長財布

ブランド FESON
サイズ 190×97×29
素材 ブライドル(セドウィック社製)
国産ヌメ革
生産国 日本
価格 ¥32,400円(税込)

ブライドルレザーは硬くハリのある革なので型崩れに強いです。

長財布にぴったりの素材ですね。

そのブライドルレザーにFESONの縫製の良さが相まって、しっかりカッチリした仕上がりになっています。

いつまでも使えるハイクラスな財布を求めている人にぜひ!

 

 

FESON ブライドルレザー二つ折り財布

FESONのブライドルレザー二つ折り財布

ブランド FESON
サイズ 113×95×33
素材 ブライドル(セドウィック社製)
国産ヌメ革
生産国 日本
価格 ¥24,840円(税込)

ブライドルレザーの二つ折り財布は、さきほどの長財布と比べるとややもっさりした印象を受けます。

しかし、ハリのある硬さのおかげで大事なお札やカードをしっかりガードしてくれるのです。

僕も違うブランドですがブライドルレザーの二つ折り財布を使っているので、この良さは十分にわかります。

また、使っているうちに馴染んでくる過程がたまらないんですよね。至福です!

 

 

FESON キップ水シボ長財布

FESONのキップ水シボ長財布

ブランド FESON
サイズ 189×93×19
素材 キップ(水シボ加工)
生産国 日本
価格 ¥25,920円(税込)

先ほどまで紹介していた財布たちと違ってこちらは、小銭入れのない薄マチのスタイリッシュな仕上げです。

丈夫なキップレザーに、手揉みでつけたシボが印象的ですね。

コバはヘリ返し・菊寄せと、お値段以上の技術力の高さに感動します。

作りの良さだけではなく、水シボ加工のおかげで傷が目立ちにくいという利点があるので使いやすい財布です。

 

 

FESONの関連サイト

FESONは、TwitterもFacebookもInstagramもやっていません。

公式サイトにもほとんど情報がなくて、いっそのこと逆に清々しいですよね。

ウェブ販売に関しては正規代理店のMens Leather Storeが取り扱っています。

公式サイト株式会社 山万

正規代理店Mens Leather Store

 

FESONのエイジング

アドバンレザー長財布を手に持ったときの大きさ比較

2018年9月現在で、FESONのエイジング情報はほとんど出ていません。

なので当サイトでレビューしながらエイジング情報も出していきたいと思います。

使っていくうちに黒系のベースコートが擦れて、内側の色が出てくるという話を聞いているので楽しみです。

レビュー記事へ

 

※注意:アドバンレザーのケアについて

アドバンレザー長財布の素材説明

FESONの看板商品でもあるアドバンレザーですが、ケア方法の注意点があります。

それが「有機溶剤の入っていないクリームを使うこと」です。

有機溶剤の入っているクリームは匂いを嗅げばだいたい分かると思います。シンナー臭いようなクリームを使うのはやめておきましょう。

僕が確認している範囲では、ミンクオイルとか、100均の靴クリームなどに入っているので気をつけてください。

逆に、コロニルや、ラナパー、マスタングペーストは使っても大丈夫です。

2000円前後の革用クリームから有機溶剤のないものが主流になるはずです。

参考:【レザークリーム12選!】大切な革に愛情とメンテナンスを!

 

FESONまとめ

FESON7 の青いアドバンレザー二つ折り財布

というわけで、国産ブランドの隠し刀 FESONはいかがでしたか。

細部まで手を抜かない作り込みは、さすがOEMメーカーの老舗ですね。

今回は紹介しきれませんでしたが、風琴マチや菊寄せ、隠しミシンも得意なようです。技術力すごい!

FESONは本当にカッコイイのでぜひ一度手にして欲しいです。

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