フラソリティ(Flathority)とは
- 「ル・ボナー」プロデュースのブランド
- どこにも真似の出来ないジャパンクオリティ
- 大手ブランド高級ラインのOEM生産も手掛ける
フラソリティの特徴
フラソリティは、東京葛飾で3世代続いている老舗革鞄ブランドの「猪瀬」を、「ル・ボナー」がプロデュースして出来た夢の様なブランド。
革質にとてもこだわるワイルドスワンズの直営ショップ COUでも取り扱われているほど実力のあるブランド ル・ボナー。
東京で年間6万本の革鞄制作を行っている老舗OEM業者の猪瀬。
この2社が協力タッグを組んでしまったのだから、もう何もいうことがないほど素晴らしいブランドになっています。
ここ最近はOEMをメインに作ってきた会社が、自社ブランドを制作する気風にもなっていて素晴らしいですね。
(株)猪瀬とは
国内生産を拠点に、東京は葛飾でジャパンクオリティを貫いている老舗業者です。
数々のカバンコンテストで賞を取るほどの実力を持っていて、30人ほどの職人とOEM事業をメインに活動しています。
年間6万本のハイクオリティなカバンを制作していて、積み重ねたノウハウと技術力を持って全力で注ぎ込まれたのがオリジナルブランドのフラソリティです。
ル・ボナーとは
夫婦で運営されている神戸の革工房です。
現地の人以外はあまり知られていないようなブランドですが、オーナー兼職人の松本さんは鞄工房HERZ出身という噂があります。
そのポテンシャルは非常に高く、ワイルドスワンズが認めているというだけで十分に分かってもらえると思います。
ル・ボナー定番のパパスショルダーは今や超レア品になっていて、欲しくても入手困難な状況です。
鞄談義(書籍
7人の筆者の出資で作った自費出版本「鞄談義」。カバンに関するマニアックな話題満載の本としてそのスジでは有名です。
ボンジョルノ松本として執筆されているのが、ル・ボナーの松本さんです。
これもかなりレアな本になってしまったのですが、まだ置いてある店も有るみたいですし、ヤフオクでたまに売っているので覗いてみてください。
「鞄談義」と「鞄談義2」が有ります。
フラソリティのおすすめメンズ革財布
ああ、「こういうのが俺の欲しかった革財布なんだよ」というような昔ながらのデザインに今の技術を組み合わせた逸品。
特筆すべきなのは、国内生産でこの仕上がりに対して価格の安さ。
どんな工程で作ればこの価格まで下げられるのか謎ですが、職人気質な理念と気風を感じますね。
レイヤーロングウォレット
フラソリティ | 長財布 |
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仕様 | 札入れ、小銭入れ、カード10 |
サイズ | 190x90x15mm |
素材 | コードバン |
原産国 | 日本 |
価格 | ¥ 31,320 |
レーデルオガワの水染めコードバンを使って、さらにこの仕様でこの値段設定は流石にむちゃくちゃです。
3年前に買っておいたコードバンの在庫処分で作られている財布だからこその価格設定だそうです。
あまりこうやって人を煽るのは好きでは有りませんが、ガチで生産終了まで時間が無いと思われるので、気になった人や迷っている人は即座に手に入れることをオススメします!
水染めコードバンを極限まで薄く削いでいて、内装には牛革、ファスナーはYKKのエクセラと、豪華な革財布に仕上がっています。コバやステッチは老舗の職人技で整えられていて、この財布なら誰でも大満足してしまう事は間違い有りません。
レイヤーショートウォレット
フラソリティ | 二つ折り財布 |
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仕様 | 札入れ、小銭入れ、カード4 |
サイズ | 100x110x25mm |
素材 | コードバン |
原産国 | 日本 |
価格 | ¥ 27,000 |
水染めコードバンを使ったフラソリティ渾身の二つ折り財布です。
コバの美しさ、ステッチの正確さ、希少な水染めコードバン、見た瞬間に一級品というのが分かります。。
惜しいのは小銭入れがBOX型だということです。せっかく薄型の二つ折り財布なので、これが普通のマチ付きの小銭入れだったら言うことも無かったのに。
使い勝手を優先した結果がBOX小銭入れになったのでしょうね。
ビジネスカードホルダー
フラソリティ | 名刺入れ |
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仕様 | ポケット3 |
サイズ | 108x74x15mm |
素材 | コードバン |
原産国 | 日本 |
価格 | ¥ 14,040 |
これはヤバイ!
こんなコードバンの名刺入れ、見た瞬間に本物だって分かっちゃいますからね。
落ち着いた雰囲気を持っていますので、30代後半から40代の男性の方にピッタリだと思います。
でも、本当にステッチがカッチリ揃いすぎていて、すごく気持ち良いですね。こんなスキが全く無くてカッコイイ名刺入れもそうそう無いでしょう。
フラソリティの関連WEBサイト
フラソリティの関連サイトをまとめました。
■フラソリティ公式サイト
≫ 「 http://www.flathority.com/ 」
■フラソリティ公式Facebook
≫ 「 https://www.facebook.com/flathority 」
■ル・ボナー公式サイト
≫ 「 http://www.kabanya.net/ 」
■ル・ボナー公式ブログ
≫ 「 http://www.kabanya.net/weblog/ 」
まとめ
調べてたら、フラソリティ自体は2008年ごろからスタートしていたみたいです。
露出が少なくて知名度も全然無いのはル・ボナーも一緒ですが、作っている製品の良さは間違いなく素晴らしいの一言です。
また、ここまで出来が良いと、完璧すぎて逆に面白く無いと思う人もいるでしょう。
そう考えると革財布って奥が深いです。
この財布の作りと値段と取り扱っている革の種類を見るからに、あのブランドのOEM生産もココがしているんでしょうね、フフフ。というブランドがたくさんありますよね。
という事でフラソリティの革財布でした。
※コードバンの工場見学に行ってきました。