「ポーターのカバンは使っていても、ポーターの財布はダサい。」
「なんかポーターって高校生・大学生のイメージがある。」
というポーター卒業宣言をよく聞きますよね。
でもちょっと待ってください!
ダサいといわれている財布を見てみると、ナイロン素材で作られているタンカーシリーズやヒートシリーズのことだったりするんです。
ポーターにはたくさんのシリーズがありますが、その中でもレザーシリーズは別格でカッコいいものが多いのを知らない人が多いのです。
そこで今回は、おしゃれなレザーシリーズをご紹介していきましょう!
ポーター革財布のおすすめシリーズを紹介!
じつは、ポーターの革財布って全体的にみて品質がとてもいいんです。
「ポーターなんて大学生までだろ?大人になって持つのはダサいよ!!」
とナメてかかるとビビります。
安価なのにシッカリ丈夫!そして十分な機能性を持っていることを踏まえると、これ以上の財布は無いといえるのではないでしょうか。
ということで、ここから先は大人気のレザーシリーズから評判のいい革財布シリーズをピックアップしました!
ぜひ参考にしてみてください。
大人っぽさ最上級!カレントシリーズ
ポーターの革財布といって真っ先に思い浮かぶのがこちら「カレントシリーズ」です。
品のあるエンボス素材に、控えめなメタルロゴがとてもオシャレ。
普段使いに最適な使用感を追求されていて、ポーターの革財布はこんなに良いのか!と再認識させられること間違いなし。
また、汚れやキズが目立ちにくいエンボス革が使われているため、オンオフを気にせずどこにでも連れていける可愛いやつですね。
年齢や性別を気にしなくていい万人向けシリーズでしょう。
経年変化が楽しい!グランジシリーズ
こちらはカレントシリーズと双璧をなす人気の「グランジシリーズ」です。
表にイタリア産ヌメ革、中が国産ヌメ革になっていて、ポーター革財布シリーズのスタンダードなタイプ。
中でもラウンドファスナーは楽天の評価がものすごいモンスター級財布!
使っているうちにだんだんと飴色になってくる定番のエイジングが楽しめるとあって、長く使っている人も多いですよね。
ポーターのロゴが見えないシンプルなスタイルで、シーンを問わずに使える財布になっています。
無骨で堅牢なブライドルレザー!カジノシリーズ
カジノシリーズは男っぽい革「ブライドルレザー」で仕上げられた、ガッチリ堅牢な革財布。
馬具に使われるほど丈夫なブライドルレザーをポーターが仕上げればこうなりますよ!というスタイルでカッコいいです。
また、コバが着色されてなくて、革本来の色を楽しむことが出来る「切り目仕上げ」になっています。
この切り目仕上げは木の切り口みたいでホント良いんです。ぜひ手にとって見てください。
硬すぎて馴染むまでに時間がかかりますが、ガツンと硬くて男臭さを感じる財布です!
フワッと軽い馬革で作られたワイズシリーズ
こちらは女性の方に人気がある「ワイズシリーズ」。
コードバンのおかげで硬いイメージのある馬革ですが、こちらは馬のメイン部分を使っているので軽くて丈夫。
シリーズのコンセプトが旅行用ということで、収納力や利便性に重点をおかれています。
アンティーク調の染色、馬革の質感、大人っぽくて落ち着いた雰囲気を醸し出していてなんとも言えないオシャレさがあります。
こういった財布を探している人も多かったのではないでしょうか。
分厚いヌメ革で作られたホフシリーズ
ホフシリーズの革は、牛ショルダー(肩部分)を栗の木の渋で鞣した厚めのヌメ革という相当マニアックな仕様です。
使い込んだ革の表情が好きな人に超オススメ!
表面を軽くヤスリがけで荒らした革にオイルを染み込ませることにより、使い込むことで通常のエイジングとは一味違ったアジが出てきます。
むしろ、これは使い込むことを前提とした作り方になっているんでしょう。
シンプルなデザインなので、革質の良さが目立ちますね。
スーツにオススメの薄さ!グルーシリーズ
薄さで選ぶなら、「グルーシリーズ」は選択肢から外せませんね。
スッとスーツの内ポケットに収まる薄さ、バッグのサイドにもすんなり収納できるスマートさが魅力的です。
ベタ貼りと呼ばれる珍しい技術が使われていて、紳士財布の中でもクオリティはトップクラス。
また、薄さばかりに目が行きますが、型押しレザーの上品さや、手間暇かけているコバの切り目磨きなど、楽しめる要素が満載。
ポーターの技術力の高さが伺える素晴らしいシリーズです。
雑に扱っても大丈夫!コンビ鞣しのシーンシリーズ
シーンシリーズは、ポーター革財布の中でエントリーモデル的な位置づけ。
「エントリーモデルなら最初に紹介しろよ!」という声が聞こえて来そうですが、人気シリーズ順なので許してください。汗
ちなみにこちら、顔料染めのコンビ鞣しという、通常のヌメ革でできた財布よりもキズや水分に強い仕様になっています。
丈夫な分だけエイジングしにくいのが難点ですが、それを差し引いてもオシャレなので大丈夫!
シリーズで展開されている小物の総数がかなり多く、バリエーションがめちゃくちゃ豊富なのも◎。
年齢問わず使える万能さと、シンプルな見た目が魅力的なシリーズです。
価格重視で選ぶならこれ!メトロシリーズ
こちらの「メトロシリーズ」も、先ほどのシーンシリーズと同じく入門的な立ち位置です。
ポーター革財布シリーズで1,2を争うほどの安さなので、革なのに気負わず使えるのが嬉しい。
タンニン鞣しのソフトレザーなので、この価格帯なのにエイジングも期待できます。
シュリンクレザーのシボ感と、シンプルなスタイルのおかげで、ビジネス・カジュアルの両刀で使えちゃいます。
ポーターの財布はエイジングもカッコイイ!
「革財布といえばエイジング!」
「絶対に楽しみたい!」
という人のために、ポーターの革財布を使い込んだエイジングまとめ記事を用意したのでご覧ください。
ポーターには今まで革財布のイメージが無かっただけに、このすごいエイジング集を見たら固定概念がぶっ壊れますよ!
PORTER(ポーター)の概要
財布の紹介が終わったので次はポーターの歴史を説明していきますね。
これだけでも知っておくとポーターの良さを再認識できるはずです。
丁寧な造りでコスパ抜群
あまり知られていませんが、ポーターってほとんど値下げされないんですよね。
楽天のポイント還元あたり精々で、定番商品が○○%オフなどに値下げされたところを見たことがないです。
でもって、値下げされない理由は、元々の利益がほとんど無い薄利多売な商売のせいだと思うのです。
これ以上安くすると赤字になっちゃうからじゃないかなーっと。ショップ店員さんもそんなことを言っていました。
とはいえ、価格が安いからといって手を抜いていた商品を作っているということではなく、この価格帯でも前述のとおり日本製にこだわって熟練の職人さんによる作られているのですから頭が下がります。
ポーターの歴史と由来
「株式会社 吉田」(通称:吉田カバン)が出しているブランドの1つとして1962年に生まれました。
ホテルなどで鞄を運搬する人のことを英語でPORTER(ポーター)と言いますが、
「ポーターは常にお客さんのカバンに触れているために、カバンの良さを最もよく分かっている!」
ということでブランド名をポーターに決めたそうです。
そういった経緯で名付けられたポーターは、今もなお高い技術力と商品展開で圧倒的な人気を誇っていて、いまや日本国内のみならず海外にもファンがたくさんいますよね。
流行り廃りに関係なく、いつの時代も安心の定番商品として君臨しているわけです。
ビジネスカバンから始まったストーリー
販売元の吉田カバンという名前が表すように、元はカバン作りから始まった会社なので技術力は超一流。
職人を一人ひとりを大事にする社風で、MADE IN JAPANを貫き通しているところからもカバン作りへの情熱をメラメラと感じます。
また、ポーターはナイロンのイメージが強いですが、革の扱いも非常に慣れていて安定感があります。妥協のない製品の数々は完成度が高すぎてハンドメイドであることを忘れそうになりますから。
同じ価格帯の革財布なら右に出るものがいないくらい素晴らしいし、もし時間があるなら一度手にとってじっくり見てみてることをオススメします。
とくに、縫製(ステッチ)の完成度は価格以上のものがあります。
ポーターは幅広い年齢層に支持されている老舗ブランド
本当にPORTERって色んな年齢層の人が使っています。
例えば、
- 公園に子供を連れてきたパパ友のリュックだったり
- 得意先の営業の方がビジネスバッグを持っていたり
- 高校生の甥っ子がカメラバッグを持っていたり
と、場所やシーンを選ばずみんなが使っています。
ほかにもポーターガールみたいに女性向けの見た目で分かりづらいシリーズまであるので、僕が認識していない分も合わせると、まだまだたくさんの人が使っているはずだと思います。
改めて、本当にすごいブランドですね。
ポーターは品揃えがとにかくスゴイよ
ポーターは、本当になんでも作っているので、バッグ、キーケース、名刺入れ、財布、スマホケース、システム手帳と身の回りの物全てを同じシリーズで統一することが出来ます。
革財布は、同じく革小物と合わせるのがカッコいいので、シリーズ展開されていて統一できるのもポーターのメリットといえるでしょう。
また、
- HEAD PORTER
- B印YOSHIDA
- クラチカヨシダ
のように期間限定のコラボ企画も定期的に出ているので、アンテナを張っておくとレアな限定品を手に入れることができるかもしれません。
ロゴが特徴的なポーター
そして、ポーターといえば一目でハッと気がつくあのロゴ。
革財布シリーズはロゴが目立ちにくいものばかりですが、革素材以外の製品は正面からみて右下にロゴが付けられているので目に入ります。
このロゴがないと寂しい反面、技術力に陶酔してるから大丈夫!という気持ちもあったりなかったり。
個人的にはカレントシリーズの小ぶりなメタルロゴぐらいがちょうどいい感じなんですけどね。
ポーターの素材は本当にすごい!という話
高校生の頃、MA-1(フライトジャケット)の素材を使ったタンカーシリーズを見て感動したように、ポーターは新しい可能性をもつ素材を常に追い求めています。
革素材でいいなぁと思ったのが「Wonder(ワンダー)シリーズ」。マジでアツいっ!
- 迷彩柄のエンボス型押しレザー
- 見る角度によって表情が変わる
- 豚革使用でとにかく安い!
こんなぶっ飛んだ発想を革で表現するなんて、さすがポーター!
あとなんか、ポーターって昔からミリタリー系のアイテムに力を入れる傾向ありませんか?笑
このワンダーも最初見たときは、「ツルツルしているからナイロン素材かなぁ」と思っていたんです。
けど、妙に違和感があったので気になって調べてみたら、謎の迷彩柄の素材が型押しレザーだった、ということが分かって衝撃をうけましたし。
これを思いついた発想力もすごいですが、実現する技術力もヤバイですね!
まとめ
かばん屋から始まっただけあって、万人受けするデザインと、圧倒的な収納力がすごく魅力的ですよね。
堅実な作り込みで、悪い評判がほとんどないのがポーターの最大の特徴です。
ただし、購入者の評価で「使い始めに革が硬い」という口コミがたまにあるんですよね。
でもそれは良い革財布なら当たり前のことですし、それだけしっかりした革が使われているということです。ガシガシ使い込んであげて下さい!
また、一度買ってしまったら数年は買い替えなくても良いので、コスパも最強クラスなんですよ。
ということでポーターのカッコいい革財布シリーズの紹介でした。
▼下記ポーターシリーズ一覧から気になるシリーズを御覧ください。
PORTERシリーズ一覧
シリーズ | 一行評価レビュー |
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>>アルーフ | スポーティな革財布という新しいジャンル! |
>>カウンター | ドレスシューズのような艶やかな美しさです。 |
>>カジノ | ブライドルレザーを使った分厚い革財布。 |
>>カレント | ポーターの革財布シリーズで一番人気! |
>>グランジ | ナチュラルな雰囲気で優しいイメージ。 |
>>グルー | 薄さとスリムさでナンバーワン。 |
>>シーン | 初心者向きのリーズナブルな価格で人気。 |
>>ソーク | ふんわりしたデザインで女性にも◎ |
>>ホフ | 経年変化を楽しむならコレしかない! |
>>メトロ | お手頃価格のヌメ革を使ったシリーズ。 |
>>ワイズ | 手触りの良い馬革を使っています。 |