ココマイスターで一番新しいシリーズになるロッソピエトラ。
ビジネスシーンでも使いやすいキレイなシボ革に、どことなく遊び心を感じるツートンの配色が魅力です。
ガシガシ使ってエイジングさせていくよりも、キレイな使い方が似合うオシャレさがありますね。
ということで、今回はロッソピエトラシリーズの細かい詳細を説明していきましょう。
ロッソピエトラの評価
ロッソピエトラの最大の魅力は紳士力。
パリのオペラ座からインスピレーションを受けたというデザインは、高級感を保ちながらもどこか遊び心を感じさせてくれます。
ブライドルレザーほどビジネス寄りではなく、マットーネレザーほどカジュアルでもありません。
ツヤとハリ、財布に大事な2つの要素を抑えている、いわば大人の財布なのです。
ロッソピエトラに使われている革の種類
- ピエトラレザー
- マットーネレザー
ロッソピエトラシリーズに使われている革は2種類です。
両者ともグレージング(艶出し)されているので見た目が華やかでいいですね。
革の説明:ピエトラレザー
ピエトラレザーはこのシリーズにしか使われていない「シボのついたヌメ革」です。
※シボは革の表面が凸凹していることを指します。(参考:「シボ」とは?)
ココマイスターでは表面の滑らかなスムースレザーが多いのですが、このピエトラレザーは適度なシボ感でココマイスターの雰囲気を崩さない上品な表情をしています。
革本来の雰囲気が味わえますし、なにより表面が凸凹していてキズが目立ちにくいのが利点です。
経年変化は少ないものの、アタリがついてきたらカッコよくなる味わい深い革ですね。
革の説明:マットーネレザー
マットーネレザーはご存知の人も多い、「イタリアのバケッタ製法で作られた革」ですね。
ほかの製法と比べて作るのにとても手間がかかるため、極一部のタンナーしか作っていない貴重な革なのです。
オイルをたっぷり含んでいて優しい手触りなので、ココマイスターでは内装に使われることが多いです。
ロッソピエトラのカラーバリエーション
ピエトラシリーズは全部で4色。ツートンカラーがメインで全体的に派手目です。
- ダークネイビー
- モスグリーン
あたりの人気が高いようですね。
ロッソピエトラシリーズの財布
それではピエトラシリーズの財布を紹介しますね。
※上から人気順に並んでいます。
ロッソピエトラ ラウンド長財布
ロッソピエトラ | ラウンドファスナー |
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仕様 | 札入2、小銭入、カード8、ポケット2 |
サイズ | 95x190x25mm |
素材 | ピエトラレザー/マットーネ |
生産国 | 日本 |
価格 | ¥ 46,000 |
まずはピエトラシリースの人気ナンバーワン。手に持ったときに馴染む財布「ラウンドファスナー」から。
透明感のある手染めのヌメ革が一番映えるこのスタイル。
内装の引手は革、外装の引手は金属になっています。
値段は少し張りますが、その分満足できる仕上がりになっていますね。
ロッソピエトラ 薄型長財布
ロッソピエトラ | 長財布 |
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仕様 | 札入れ、小銭入、カード6、ポケット2 |
サイズ | 96x190x20mm |
素材 | ピエトラレザー/マットーネ |
生産国 | 日本 |
価格 | ¥ 43,500 |
長財布はとことん薄さを突き詰めたスリムな仕様です。
小銭入れが薄マチ仕様なのであまり多く入れることはできません。
しかし、その分スタイリッシュな仕上がりになっています。
スーツの胸ポケットなど、シルエットを崩さないピッタリのサイズ感ですね。
ロッソピエトラ 二つ折り財布
ロッソピエトラ | 二つ折り財布 |
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仕様 | 札入2、小銭入、カード4、ポケット2 |
サイズ | 95x112x23mm |
素材 | ピエトラレザー/マットーネ |
生産国 | 日本 |
価格 | ¥ 37,500 |
二つ折り財布はいつもの安定したスタイルです。
変わったところはないものの、革の素性が良いので上品に見えますね。
使い込んだときのエイジングに期待が持てます!
僕が二つ折りを好きなこともあり、個人的にこれが一番好きな財布です。
ロッソピエトラ ラウンド小銭入れ
ロッソピエトラ | 小銭入れ |
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仕様 | コイン、カード2、ポケット2 |
サイズ | 75x115x22mm |
素材 | ピエトラレザー/マットーネ |
生産国 | 日本 |
価格 | ¥ 25,500 |
ココマイスターのコインケースは三方ファスナー仕様なので、とても使いやすいですね。
ラウンドファスナーをそのまま小さくしたような、ミニサイズ感も可愛いです。
カードやお札(折り目がつきますけど)をそのまま入れられるのが魅力的。
普段遣いにも十分使える最強のコインケースだと思います。
ロッソピエトラ 名刺入れ
ロッソピエトラ | 名刺入れ |
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仕様 | カード、フリー2 |
サイズ | 78x110x15mm |
素材 | ピエトラレザー/マットーネ |
生産国 | 日本 |
価格 | ¥ 19,000 |
名刺入れはピエトラレザーを全面に押し出して主張されています。
ほかの財布は全てマットーネレザー部分にロゴが押されていますが、この名刺入れに限ってはピエトラレザーに押されています。
こういうのってグッと来ませんか?
1.5cmという使いやすい薄さも魅力ですが、こういう遊び心がくすぐられるのも好きです!
ロッソピエトラレザーのケア方法
ピエトラレザーはヌメ革なので、通常のオイルメンテナンスをしておけば問題ありません。
ココマイスターではコロニルの1909クリームを推奨しています。※僕も愛用しているクリームです。
僕のメンテナンス方法を載せておくので参考にしてみてください。
ロッソピエトラシリーズの経年変化
下記記事でココマイスターシリーズのエイジングをまとめています。
販売されてまだそこまで時間が経っていないためピエトラレザーのエイジング画像は出回っていませんが、お気に入りの画像に出会えるかも!?
ロッソピエトラシリーズの口コミ・評判
ロッソピエトラシリーズの口コミからいくつかピックアップしました。
ピエトラレザーの手触りを気に入ってる人が多い印象でした。
全体をおしゃれな感じにみせてくれます。今後の変化が楽しみです。
口コミで品質が良いと聞き訪問してみたら、スタッフの対応もさることながら商品のデザインに一目惚れし即購入しました。
また夫婦で別の製品も追って購入したいと考えてます。
ファスナーが焦げ茶でオレンジと馴染んでいいのですが、内側が黒でメリハリが利いていて、女性が持つにはハード過ぎるかな。というのが最後まで気になった部分だったのですが、いざ使ってみると、カードやレシートで全く気になりません(笑)
ファスナー部分のこげ茶とオレンジ色のコントラストが良く、また内側が黒一色という珍しさも決め手の一因です。
今後、どのように変化していくのかを楽しみにしながら、大切に日々使いたいと思います。
ロッソピエトラ以外におすすめの財布シリーズ
ロッソピエトラシリーズと対極にあるのが、ロンドンブライドルシリーズです。
こちらは内装のマットーネは同じ仕様ですが、外装にはピエトラレザーの代わりにブライドルレザーが使われていて、違った魅力があります。
もし財布をハードに使う予定があるなら、ロンドンブライドルのほうが耐久力の面でオススメできます。
まとめ
ロッソピエトラは、ココマイスターの新シリーズなだけにかなり力が入っています。
普通の財布に見えて、じつは「ヌメ革×染料」というエイジングを意識した作られ方をしています。
このまま使い込んだら、どんな変化を見せてくれるのか楽しみですね!
オンオフ問わず使いやすいシリーズだと思います。