2010年にオーストラリアで誕生したBellroy(ベルロイ)。
革財布関係のブランドとしては比較的新しいのですが、
「スリムに持ち運べる」をコンセプトに、画期的なアイデアと斬新なデザインでミニマリスト業界を引っ張っています。
普段使いからアウトドアまで、幅広く使える実用性の高いブランドなのです。
ベルロイはどんなブランドなの?
ベルロイは、革財布ブランドでは珍しくオーストラリアに拠点があります。
- リラックスしたアウトドアの雰囲気が漂うベルズ ビーチ
- クリエイティブで都会のスタイルを提供するフィツロイ
を発祥の地として誕生したベルロイ。
ベルズビーチの自由な空気と、フィッツロイのクリエイティブな体験は製品からも感じられますね。
・持ち運ぶことに焦点を当てた会社
ベルロイでは財布以外にも多数商品展開していますが、そのどれもが持ち運びをサポートするものとして生まれています。
これは、製品コンセプトが「スリムに持ち運べる方法」だからなのです。
ただ単にスリムにしているわけではなく、
- オシャレな見た目
- 高い耐久性
- 実用性を損なわない
など、難しい課題をいくつも乗り越えたものが製品化されています。
あとで出てくる「note Sleeve Wallet」は、まさに体現されていますね。
・インドの職人技
僕自身、今まで知らなかったのですが、インドは中国についで世界で2番目に皮革産業が盛んな国だそうです。
有名ブランドでもMade in Indiaをたまに見かけますが、言われてみれば革製品にインド産のものが多かったような気が。。。
皮革が得意ということは同じく革細工も得意なわけでして、ベルロイの財布はインドの熟練職人によって作られています。
インドで牛革って宗教的なイメージもあって想像できませんけど、革の歴史も長いんですね。
・色のこだわりが良い!
個人的にベルロイのいいところだなぁと思ったのが、革の色味がすごく落ち着いているんですよね。
なんていうか、色の選択肢が和色っぽい感じです。
エイジング(経年変化)のことも考えられた色使いなので、どれを買ってもしばらく楽しめそうです。
・環境に優しい
ベルロイでは、レザー・ワーキング・グループ(LWG)がゴールドランクと認定したタンナーで作られたプレミアムレザーだけを厳選して使用されています。
詳しい説明は割愛しますが、LWGは革を鞣す工場を監査している国際団体です。
皮を鞣すときは大量の薬品を使ったり、汚水がたくさん出てしまいます。
「適切な処理をしている環境に優しいタンナー」というのは我々消費者の目には見えない部分ですが、ちゃんと明記されていると安心できます。
ベルロイの財布シリーズ
- 未加工レザー
- 加工レザー
- オールコンディションレザー
- デザイナーズエディション
ベルロイの製品に使われている革は全部で4種類。シリーズごとに革の種類が変えられているんですね。
種類が多いので有名なものだけをピックアップしていきます。
1,Note Sleeve Wallet
製品名 | Note Sleeve Wallet |
仕様 | 小銭入れ、札入れ、カード4~11枚 |
RFIDモデル | あり |
サイズ | 90×103×10mm |
革の種類 | プレミアム エコレザー |
価格 | ¥12,430(税込) |
ベルロイの代表作であり、一番売れている財布がこのNote Sleeve Wallet(ノートスリーブウォレット)です。
今までに無い視点で作られているオシャレでスマートな財布。
必要最低限のものだけを持ち運びたい現代人にピッタリの、無駄のないシンプルな構造になっています。
マットな質感のベジタブルタンニンレザーなので、使い込むほどにツヤ感も楽しめてしまいます。
スキミング防止のRFIDモデルもありますが、電子マネーをよく使う人なら通常モデルが絶対にオススメですよ!
2,Coin Fold Wallet
製品名 | Coin Fold Wallet |
仕様 | 小銭入れ、札入れ、カード3~8 |
RFIDモデル | あり |
サイズ | 116×91×14mm |
革の種類 | プレミアム エコレザー |
価格 | ¥13,200(税込) |
最初に紹介したNote Sleeve Walletが欲しいけど、小銭入れが小さいのが困るなぁ、と思っている人は迷わずCoin Fold Wallet(コインフォールドウォレット)です!
コインケースを札入れの裏に作ることで、ベルロイのスリムさはそのままに、使いやすいデザインに仕上がりました。
小銭が平たく入るように設計されているため、財布が分厚く膨らみにくい構造になっています。
決して使いやすい小銭入れではありませんが、「普段は電子マネーがメインだけど、もしものために小銭も入れておきたい。」というシチュエーションではb
前述のNote Sleeve Walletに次いで人気があります。
※Coin Fold Walletは廃盤になりましたが、新型の「Coin Wallet」が販売されています!
≫ Coin Wallet を見てみる
3,Travel Wallet
製品名 | Travel Wallet |
仕様 | パスポート、札入れ2、ペン、SIM、カード4~10 |
RFIDモデル | あり |
サイズ | 150×97×17mm |
革の種類 | プレミアム エコレザー |
価格 | ¥24,200(税込) |
旅行用として海外で持ち歩くときにオススメしたいのが、このTravel Wallet(トラベルウォレット)です。
パスポートが収納できることに加えて、財布中央のマネークリップに見える部分がじつはペンになっていたりと、旅行に必要な機能が詰まっています。
チケットなど大事なものを一式まとめることができるので、「あれ、パスポートどこだったっけ?」という冷や汗をかくこともなくなりますね。
正直、海外出張が多い人にはこんな便利なものはないでしょう。
スリムなポケットサイズで作られているおかげで、肌身離さず持ち歩けるのも助かりますね。
4,Carry Out Wallet
製品名 | Carry Out Wallet |
仕様 | 小銭入れ、札入れ、SIM,カード6~16、カードケース(着脱式) |
RFIDモデル | なし |
サイズ | 90×103×10mm |
革の種類 | プレミアム エコレザー |
価格 | ¥18,744(税込) |
中の札入れを取り外せる2 in 1タイプのCarry Out Wallet(キャリーアウトウォレット)。
持ち運ぶコトに注力した、超収納型長財布です。
スマホからパスポートまで、かさばる荷物を一気に収納できます。
さらに、マグネットで取り外し可能な札入れは、ちょっとした買い物などにピッタリ。
普段使いから旅行まで幅広くカバーしてくれますよ。
5,High Line Wallet
製品名 | High Line Wallet |
仕様 | 札入れ、カード2~10 |
RFIDモデル | なし |
サイズ | 102×90×10mm |
革の種類 | プレミアム エコレザー |
価格 | 廃盤 |
1番目に紹介したNote Sleeve Walletから、無駄を極限まで省いたのがHigh Line Wallet(ハイラインウォレット)です。
シンプルな形状と、カードを入れても膨らみにくい設計のおかげで、入れるポケットを選びません。
ズボンのポケットを傷めないように、財布の角を丸くする配慮もされています。
ミニマリストじゃなくても嬉しい、軽くてコンパクトな財布ですね。
スーツのときに胸ポケットに収まるサイズが嬉しいです。
≫ High Line Walletを見てみる廃盤になりました
ベルロイのレビュー
ベルロイで一番売れているNote Sleeve Walletを入手したのでレビュー記事書きます!(まだ書いてないけど)
実際に使ってみた感想や、エイジング記録などを綴っていきますよー。
乞うご期待!
ベルロイのエイジング
ベルロイのエイジング画像をまとめました。
色々な財布の画像があるので、経年変化が気になる人はぜひ参考にしてみてください。
まとめ
機能重視のミニ財布は日本ブランドだけの特権かと思っていましたが、ベルロイも素晴らしいですね。
小さくまとまった機能的な財布ブランド。
今までになかったデザインと感性ですごくカッコイイです。
環境に配慮しつつ、遊び心も忘れない。そんな大人のブランドです。