「うわああああああああああ!」
「財布がないッ!!!!」
財布をなくした経験って誰もが一度はあると思います。僕も半狂乱になりましたもん。
僕のときは9万入っていた財布を落としてしまって、見つかったときにはなぜか中身が7万円に減っていました。
2万円だけ抜かれたようですが犯人も見つからず、中途半端にお金を抜かれて悔しかったり、残った7万円が嬉しかったりして、なんとも複雑な気分に。。。
ということで今回は、財布を無くした、落としたなど、手元から紛失した場合の解決方法です。
※ここ数日の間にもまた財布を落として半狂乱になったので、経験談として追記しました!
財布を無くしたら絶望しかない
・・・絶望。そう、財布をなくすと絶望しかありません。
「あの時、○○していたら落とさなかったのに!!」
「あの時、自分がもっとシッカリしていれば!!」
と後悔ばかりが頭の中をグルグルします。
でも、悲観してばかりでもいられません。
財布には大事なお金に加えて、クレジットカードや免許証などの個人情報が盛りだくさん。
中に入っているものがたくさんあればあるほど、無くしたときにやらなければいけない事がたくさん増えてきます。
※財布が見つかる確率
日本の場合、無くした財布が見つかる確率はなんと60%を超えているそうで、半分以上は手元に返ってくるそうです。
スリや置き引きなどの故意に盗まれたケースだと返ってくるのは難しいでしょうけど、単純に落としただけの場合はかなりの確率で返ってくると考えられます。
飲み屋街で財布を落とした友人の場合も、中のお金は抜かれていましたが、カードや免許証は無事にすべて返ってきてました。
警察の人いわく、そういう事も良くあるみたいです
また、こういうケースの場合、お金を抜いた犯人を探し出すのは難しいので、勉強代だと思って諦めましょう。
僕の周りでお金を抜いた窃盗犯が捕まってお金が返ってきたという話は聞いたことがありません。
【必読】財布をなくした時にするべき5つの手順
財布をなくしたときは、速攻で下記作業を終わらせましょう。
「どうせ返ってくるだろう。」
という考えが一番危険です!
クレジットカードなんて3万円以下だとサインすらいらない店もありますし、免許証を違法に使われると自分以外の人間がお金を借りることだってできます。
なので絶対に、
- 見つかるまで執念深く探す
- 全てを諦めて紛失届を出す
この2つのどちらかに振り切れることを忘れてはいけません。
ここから下記は、財布を無くしたときに取る手順です。ほかに方法はありません。
①落ち着いて思い出そう
まずは、どこで財布をなくしたのか思い出しましょう。
焦ってしまうのは分かりますが、深呼吸をして落ち着いて、部屋、カバン、車など、自分が過去に通ってきた経路を振り返って思い出してください。
買い物の途中でなくなった場合などは、最後に立ち寄ったお店のレジに置きっぱなしにしていることもあるでしょう。
また、カバンに入れたつもりでも、そのまま地面に落ちている可能性もあります。
まずは落ち着いて思い出して下さい。
不注意でお店に置き忘れたケースだと、店の金庫に保管されて遺失物届を出されないこともあります。
警察にいくまえに各店舗を回ってみるのは有効な手段です。
②警察に紛失届けを出そう
- 電話で確認してみる
- 直接確認しにいく
仕事中に財布をなくしたことに気がついたら、途中で抜け出して警察署にいくわけにもいきませんよね。
なので、そういう時は最寄りの警察署に電話すれば、紛失届をが出せることもあるようです。
▼住んでいる県によって違うみたいですが参考にしてみてください。
都道府県警察における遺失物の公表ページ│警察庁
とにかく、財布が見つからない場合はすぐ警察に連絡を入れるようにして下さい。
例えば、免許証や保険証は詐欺に使われる可能性がありますので、紛失届をだしておかないとあなたが詐欺の片棒を担がされることになるかも。
また、すでに拾った人が警察に財布を届けてくれている可能性もありますからね。
一応、届けを出していなくても、財布の中に住所や電話番号の分かるものが入っていたら、財布が拾われた時に警察から連絡がくることもあります。
⑤停止・再発行しなければいけないものを確認する
- クレジットカード
- キャッシュカード
- ICカード
- 免許証
- 保険証
- レンタルビデオ店のカード
どれもこれも面倒くさいものばかりでウンザリしますが、これらを放置しておくと大変なことに繋がるかもしれません。
とくに再発行まで手間がかかるのが免許証とクレジットカードです。
免許証は現地に行かないと発行できないし、クレカは再発行まで時間がかかります。
あと、再発行時にクレカの番号が変わる場合があるため、各種定期払いになっているものにはくれぐれも注意しましょう。
まず紙に書き出してみましょう。
※追記
カード類が止まると引き落としができなくなるため、インフラが止まる可能性もあります。
ネット回線やスマホ代などは生活に支障がでる人もいるので注意が必要です。
③カードを止めよう
財布をなくしたときに一番危険なのはクレジットカード。
マジでヤバイです。
お金なら入っているお札を抜かれて終わりですが、クレジットカードなら限度額いっぱいまで使われる可能性もあります。
下手をすると何十万単位で使われる可能性も出てくるわけです。
とくに今はネット通販で簡単に使うことができますからね。
- 各種クレジットカードの停止
- キャッシュカードの停止
カード類だけはめんどくさくても、必ず財布に入っていた各カード会社に電話して停止するようにしてください。
受付のお姉さんがとても親切なので癒やされます。
※追記:経験談
ネットで「○○(カード会社名)+紛失」と検索すれば、どこに電話すればいいのかがすぐに分かります。
しかも、大体のカード会社は24時間対応です。
僕はいつもイオンカードを使っているのですが、電話したらすごく優しいお姉さんが対応してくれて感動しました。
④電子マネーも危ない
また電子マネーを使っている人も気をつけましょう
電子マネーは使える金額がそう高くはないものの、オートチャージ設定をしている人は際限なく使われる可能性もありますよね。
ICカードはPASMO、Suica、WAONなどの再発行可能なものと、Edyのように再発行不可能なものがあります。
ちゃんと調べて少しでもダメージを減らしましょう。
【参考】
≫ 「PASMOを紛失した場合」
≫ 「Suicaを紛失した場合」
≫ 「WAONを紛失した場合」
≫ 「Edyを紛失した場合」
※追記:経験談
僕のWAONは簡単な手続きで新しいカードに移すことができました。
※もしカードだけ紛失した場合は・・・
たまに財布のカード入れが緩くなっていたりして、カードだけを落とす場合もあったりますよね。
そういった場合も確実にカード会社に電話してカードを止めるようにしましょう。
世の中、拾ったカードを無条件に届けてくれるような良い人ばかりじゃありませんので。
ちなみにTカードのように「登録する時に個人情報が必要なカード」については、再発行後にポイントを元通り移行できる確率が高いようです。
ぜひとも、新しいカードにポイントの引き継ぎが可能かどうかをカード会社に確認してみましょう。
逆に、もしカードを拾ってしまったときは、カード会社に連絡すれば本人のもとへ返っていきます。
無くした財布が見つかったら?
財布が見つかったら嬉しいですよね!
でも、忘れないよう真っ先に警察へ出していた紛失届(遺失物届)を取り下げましょう。
いくら自分のものといっても、紛失届を出したままでその財布を使っていれば窃盗になります。
「紛失届が出された財布を使っている = 窃盗犯しかない」
ということになるので当たり前ですね。注意しておきましょう。
※追記:
紛失届を出したとき、おまわりさんに聞いてみましたが「見つかったら電話で連絡をください」とのことでした。
また、財布が見つかったときに免許証を再発行済みなら、古い方は警察署へ返却しなければいけません。
カード関連に関しては返却が必要なく「古いカードはハサミを入れて処分して欲しい」ということです。
もし再発行してしまっても、そのまま新しく作った方のカードを使えばOKなのです。
財布の紛失以外のケースについて
他にも下記のような事例を載せておきます。
何かあったとき参考にしてください。
お金だけを落とした時
カードを落とした場合と違って、お金だけを落とした場合はまず返ってきません。
お金に名前を書いておくわけにもいかないので当然といえば当然ですね、悲しいけど。
諦めきれない気持ちは分かりますが、ひとまず無くした店舗や警察に聞いてみて、あとは祈りましょう。
※昔付き合っていた彼女がバイト代(15万ぐらい)をスーパーで落としてしまって泣き寝入りしたことがあります。
逆に財布を拾った時
財布を拾った場合は、
- お店の中で拾ったら、お店に届ける
- 道端で拾ったら最寄りの交番に届ける
上記のようにしておくと、持ち主のところへより早く返っていきます。
大体の場合、届けると最後に連絡先を聞かれますが、とくにお礼が必要などでなければ連絡先は伝えなくても大丈夫だと思います。
僕も過去に数回拾って届けたことがあります。
だれかに拾ってもらったとき、お礼は渡した方が良いの?
物件(誤って占有した他人の物を除く。)の返還を受ける遺失者は、当該物件の価格(第九条第一項若しくは第二項又は第二十条第一項若しくは第二項の規定により売却された物件にあっては、当該売却による代金の額)の百分の五以上百分の二十以下に相当する額の報労金を拾得者に支払わなければならない。
一応、法律でも決まっているので、拾ってもらった人へお礼をするのは義務になっています。
上記法律は「拾ってくれた人に報労金(お礼)として、無くした財布の5%~20%に相当する金額を渡して下さいね。」という内容です。
当該物件の価格ということなので、本来は財布の評価額とかも入ってくるんでしょうけど、実際には財布の中に入っていた金額の10%程度を渡すのが通例になっています。
金額が大きくなりすぎる場合や、少額すぎたときは、菓子折りや手土産を渡して感謝の気持ちを伝えると良いですね。
財布を無くす前に
無くす前提で行動するのは癪に触るかもしれませんが、転ばぬ先の杖ということで。
まず、今の財布に入っているカード類を書き出してリスト化しておきましょう。
スマホにメモしたり、手帳にでも走り書きしておけば、あとからすごく助かります。
カード類はたくさん入っていれば入っているほど、無くしたものが何なのかを思い出すのに苦労しますからね。
とりあえずアイフォンのメモ帳にでも今財布に入っているカードを書いておけば、各カード会社の連絡先はスマホで調べれば一発で分かるので便利ですよ。
財布を無くしにくい裏技
僕の知っている限りにはなりますが、よく財布をなくす人って長財布かラウンドファスナーを使っているんですよね。
二つ折り財布を使っている人で財布を無くした話を聞いたことがないため、どこかで統計を取ってみようと思っています。
で、無くしにくい裏技につながるんですけど、財布を二つ折りにしてしまえばいいんです!
革財布に限っていえば、容量が小さい以外にデメリットはなく、さらにエイジングさせやすくて楽しみに溢れているのです。
ちなみに、当サイトに革の二つ折りをまとめた記事もありますので参考にどうぞ。
まとめ:慌てず行動しよう
- クレジットカード
- キャッシュカード
- レンタルビデオのカード
- 免許証
- 保険証
- ICカード(電子マネー)
財布を悪意のある人に拾われると、そのまま悪用される可能性があるものはたくさんあります。
無くなったらまずは落ち着いて探して、それでも見つからなければ諦めて各種カードの利用停止と再発行をしましょう。
一回財布を無くすととても大変なことになります。
それに、お気に入りの財布が無くなるのはショックが大きいですよね。
※僕は財布が無くなったショックで丸一日寝込んだので、届けを出したのが一日遅れました。笑
財布を無くさないことは当然なのですが、もしものときにそなえて、現金とカードを分けて持ったり、財布にライフライン全部を詰め込んだりしないなどの、リスク分散はしておきたいですね。
ということで、財布をなくした時にとるべき行動でした。