あなたが財布を選ぶ基準は何でしょうか?
よく見るポイントとしては、
- 革質
- デザイン
- カラー
- ステッチ
- 技術・職人
- ブランドの名前
- 評判・口コミ
- 店舗の場所
- 知名度
- 値段
などなど、ぱっと思いついただけでもこれだけ有りますね。
今回は、その中でも大多数の人が財布を選ぶときに重要なウエイトを占めると思われる、「値段」にフォーカスして見ましょう。
高い財布を持つ意味とは
値段が高ければいいモノなのか
僕が思うに、値段が高い財布は良いモノが多いです。当たり前ですね。
※良いモノと言うと長持ちするイメージがついてまわりますが、そういう意味では無いですよ、念のため。
良いモノを革財布に限って説明すると、素材の希少性であったり、有名デザイナーがデザインしたものであったり、他のブランドでは再現不能な難しい技術を使っていたり、という事が値段に反映されています。
ご存知のように、コストを掛ければ掛けるほど良い物が出来ますが、財布の値段が跳ね上がっていくというわけです。
世の中には、めちゃくちゃショボい物にすごい値段が付いていたりしますけれど、そういった物はニーズにマッチしないために淘汰されていくと僕は考えています。
特に、ネット社会になってからは口コミですぐに悪いウワサが広がるので、値段に合っていない品物はすぐに潰れていきますよね。企業努力もありますけど、基本的に悪いものは売れません。
財布は身だしなみの一部
ファッションとしてあまり深く考えられていませんが、社会人になれば財布は身だしなみの一部になります。
想像して欲しいのですが、スーツを着ているサラリーマンで、バイカーズウォレットをケツポケットに差し込んでいる人はまずいないですよね。
さらにはチェーンをジャラジャラと垂らしていたら、いかに個人の自由の範囲と言えど、左遷されたりクビになったりするでしょう。
スーツにバイカーズウォレットはヤリ過ぎですが、ビジネススーツにカジュアル色の強い財布だったり、その逆で、アメカジにフォーマルな財布を合わせるのは難しかったり、ファッションスタイルとして統一感を出すのに重要な部分なのです。
財布を身だしなみの一部として気を使えるようになれば一人前の大人として周囲に認められるでしょうし、特にビジネスシーンでは重要なポイントになるでしょう。
ちなみに僕はTPOに合わせて何種類か財布を用意しています。
金持ち=長財布
統計的な話になりますが、これは長財布を使う人が二つ折り財布を使っている人よりも多いせいですね。なので、お金持ちが使う割合も増えるというわけです。
だってお金が無い人も使っているじゃないですか。
それに、二つ折り財布を使っている人は10人に2人ぐらいでしょう。
真のお金持ちはマネークリップを使っていて、小銭なんて全部募金箱に直行ですよ(笑)。※これは個人のイメージです。
財布の値段の200倍が年収?
とある本の一節によると、財布の値段×200=年収になるようです。
これを鵜呑みにした僕の周りの人たちに、ハイブランドの財布を使うように進められています。
でも、中高生のヤンキー達がヴィトンの財布を愛用しているという事実(最近ではボッテガ・ヴェネタも流行っているみたいですね。)を説明すると、考えを改めてくれるのでそのまま革マニアへの泥沼に引き込んでいます。
ちなみにあの本では、ヴィトンのタイガの長財布を進めていましたので、お金持ちになりたい人はぜひタイガをおすすめしておきます。
年収は財布だけで決まらない
ぶっちゃけ、僕の財布は手作りなので自分で値段を決めることが出来ます。
なので財布の値段を20万円に設定すれば、前述の意見を参考にして、20x200で年収4千万円という事になりますよね。(笑)
こんなことを考えている時って僕は本当にアホだなと思います。でも、市販で売られている財布の値段も販売側が決めていることなので、あながち間違いでは無いと思ってます。
市販されている財布で20万円を超えているのは、有名なブランドで言えば、カミーユ・フォルネやエルメス、クロムハーツがありますね。
でも、それらを使っている人たちがみんなハイソサエティでセレブリティなのかというと、そういうわけでも無いと思うのです。
本当に欲しい財布を持つべき
お金持ちだから長財布を使うとか財布の値段の〇〇倍が年収だとかは、財布を選ぶ時に気にしないほうが楽しいと思います。革質やステッチの丁寧さも同様に、本来の用途を超えてまで気にするのは神経質すぎでしょう。
高級な財布を買う理由に「見栄」があるのは当然の結果だし、財布の価値でプライドが満たされるのであれば、むしろ最高の結果ですよ。
むしろブランド側の人たちは自分たちが開発した商品があなたの所有欲を満たしてくれるのなら、すごく喜んでくれると思います。
それとは逆に高級ブランドを使わず、「本物にこだわっている俺カッコイイ」というのも大事な事だと思います。
革財布に対する愛ってそういう部分からの派生で、いつの間にか本当に革LOVEになっているというパターンが多いですから。
どんな形であれ自分が納得出来る財布なら最高!!
という事ですね。