薄型財布の中で、もっとも薄いのではないかと噂されるほどの薄さを誇るファーロ。
薄さの秘密は1965年の創業時から培われてきた職人の技術にあります。
僕が今まで見てきた中では、ファーロよりもスーツに似合うカッコ良い財布は無いと思っています。
まさに日本人の為に作られた革財布なのです。
FARO(ファーロ) | |
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■最低価格帯 | 二つ折り ¥32.000~ |
長財布 ¥36.000~ | |
ラウンドファスナー ¥59,400~ | |
■公式 | https://www.facebook.com/farojp/(Facebook) |
FARO(ファーロ)の財布
ファーロのオススメポイント
まだまだ名前が売れていない日本ブランドですが、その実力は素晴らしいの一言で、革財布マニアの間ではすでに話題になっています。
特徴はスマートな薄さで、0.4ミリの革を芯材無しで貼りあわせていて、革の厚みが1ミリを切るという驚異的な職人芸を見せています。ここまで薄い財布を作れる技術は他には無いでしょう。
また、水染めという技法で染料を使って染められている革が使われているので、深みのあるエイジングも見せてくれます。革のシボ加工も手もみで付けられている念の入れようで、本当に細部に渡って気を使われている事がわかりますね。
コードバンに水染めコードバンを使っている点も見逃せませんよ。顔料を使っているテカテカ系のコードバンとはひと味違った表情を見せてくれるはずです。
スーツに最も似合うファーロの財布
ファーロは厚い革で作られた丈夫なバイカーズウォレットのように、ガサツに扱うには向いていない繊細な財布です。
出来るだけ薄くエレガントに作られているので、小銭入れをパンパンにしたりすると職人さんが泣いてしまいますし、財布の形も崩れてしまいます。
技術の粋を集めて作られた財布は、違いの分かる男にしか似合いませんね。
極限まで仕立てられた薄い財布
この角度の画像を見たら全部分かっていただけるはずです。
極限まで薄く削がれた革を貼りあわせて作られた「ベタ貼り」と呼ばれる技術で財布自体の薄さをここまで仕上げることができています。
薄さも凄いと思いますが、丹念に磨かれたコバの光り方も素敵ですね。コバは切り目磨きなので耐久性もありますよ。
また、カード入れの段差が驚くほどフラットになってますし、縫製に使われている糸もかなり細い番手の糸を使って目立たないように仕立てられています。
財布に使われている革の表情も、顔料で埋められている革と違い、染料仕上げなので細かなシボが革の表情をよりいっそう引き立ててくれています。
使ってこそ分かる素材の良さと、使う前から分かってしまう技術の凄さ、職人芸ですね。
ファーロのおすすめメンズ財布
フィンカーフシリーズの特徴
- フルタンニン鞣しのカーフレザー
- 熟練の職人による水染め
- 一枚一枚手で揉んでシボをつける「手揉み加工」
フィンカーフシリーズの素材はファーロ特製のカーフレザー。
タンニン鞣しのカーフレザーを革表面の風合いを生かした水染めで染め上げて、最後に高級品の証である手もみ加工でシボをつけていきます。
全ての工程が気の遠くなるような作業を経ていて、最後には厚さ0.4ミリまで漉かれた後に「ベタ貼り技法」で貼り合わせられる、まさに最高級の財布に仕上がっています。
職人が持てる技術を全て注ぎ込んだ、ファーロの最高傑作と言っても過言ではないフィンカーフシリーズなのです。
FARO フィンカーフ二つ折り財布
ファーロ | 二つ折り財布 |
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仕様 | 札入れ 2、カード入れ 4、コインケース 1 |
サイズ | W105×H95×D25mm |
原産国 | 日本 |
素材 | フィンカーフ |
価格 | ¥31,320(税込) |
手に持つとその薄さにビックリしてしまう、ファーロの薄造りが存分に楽しめる二つ折り財布です。
手揉みにと水染めによる薄っすらと浮いているシボがフィンカーフならではの高級感を感じさせる逸品ですね。
ベタ貼りによる貼り合わせは革の裏側(床面)を見せることが無いので、使うと必ず分かる違いに思わずニヤリとしてしまいます。
ファーロ フィンカーフ長財布
ファーロ | 長財布 |
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仕様 | 札入れ 2、カード入れ 6、コインケース 1 |
サイズ | W185×H90×D10mm |
原産国 | 日本 |
素材 | フィンカーフ |
価格 | ¥35,640(税込) |
ベタ貼り技術を使って、信じられない薄さを誇るフィンカーフシリーズの中でも最薄の長財布です。
たったの10mmしか厚みが無く、また薄さだけでは飽きたらないのか、素材の風合いを出すのに最適な手染めカーフの手揉み仕上げという高級素材が使われています。
サッとスーツの内ポケットに入っていても無駄な存在感を主張せず、かと言って使うときには見ただけで分かる素性の良さを魅せる長財布に仕上がっていますね。
ファーロ フィンカーフ ラウンドファスナー
ファーロ | ラウンドファスナー |
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仕様 | 札入れ2、小銭入れ1、カード入れ×12、ポケット×4 |
サイズ | W195×H100×D20mm |
原産国 | 日本 |
素材 | フィンカーフ |
価格 | ¥59,400(税込) |
スーツの内ポケットで使いにくいラウンドファスナーだと薄造りの良さが生かされないような気がしますが、わざわざファーロがフィンカーフで作ったのには下記のような理由が有りました。
- ベタ貼りならではの裏面が見えない美しい造り
- 水染めフィンカーフの高級感
- 素材が薄いので、財布がパンパンになりにくい
こうやって利点を並べてみると、フィンカーフで作られたこの財布は大人向けのラウンドファスナーと言う事が良く分かります。
ワンランク上のラウンドファスナーを体感したければフィンカーフは絶対に外せませんね。
ファーロ フィンカーフ名刺入れ
ファーロ | 名刺入れ |
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仕様 | カードケース |
サイズ | W110×H70×D15mm |
原産国 | 日本 |
素材 | フィンカーフ |
価格 | ¥15,120(税込) |
こちらの名刺入れは一目見たら高級品だと分かってしまうオーラを持っていますね。
ファーロと言うブランド名は決して有名なわけでは無いのですが、かと言って作りの良さで相手を圧倒出来るポテンシャルが秘められています。
こういった上質な名刺入れをビジネスシーンで使うようになれば一人前だと認めてもらえます。
ファーロのエイジング
ファーロの財布の経年変化を集めた記事を書きましたので、宜しければこちらもご覧ください。
ファーロのまとめ
いかがでしょうか。
日本らしい手の込んだ素材を、日本らしい職人の細かい技術で仕立てられた、まさに日本人の為に作られた革財布ですね。
個人的にこのファーロの財布は侍の日本刀のようなイメージが強くて、薄さ、強さ、見た目、技術、ブランド名の認知度の低さ、全てがカッコイイです。
一流を知る人間にこそ使って欲しい、ファーロの革財布でした。
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