なんでも入る大容量のラウンドファスナー!
便利で使いやすいのはもちろん、レシートや小銭、カードなどを一点でまとめられるのも非常に便利です。
ということで、今回はメンズの財布、ビジネスシーンで使いやすいもの、さらにいうと良い革を使っているものを厳選してまとめました。
良い財布は一生物にもなるので、せっかく買い換えるなら少しでも良いものを選んでおきたいですね。
(上から価格順に並べています。)
ラウンドファスナーブランドのまとめ
いやー、ラウンドファスナーは種類が多くて、見ているだけで迷ってしまいますね。
それにいざ買い換えるとなると、長財布や二つ折り財布のように気軽に持ち運びができなくなるのも悩む要因の1つだったり。
しかし、その分収納力が段違いに多く、カードの整理などで困っている人には本当にオススメできる財布なのです。
購入前に気をつけないといけないポイント
さっそくラウンドファスナーのランキングにいきたいのですが、その前に。
じつは、ラウンドファスナーを購入するときに気をつけて欲しいポイントが3点あります。
ここさえ理解しておけば、大きな失敗をすることはありません。
1,サイズ感
ラウンドファスナーは、他の財布と比べて本当に種類が豊富です。
パスポートが入るぐらい大きな旅行用のものから、薄さだけを追求して作られたスーツ向けのものまで様々。
とくに通販で買う場合は、厚みや大きさなどをよく確認してから購入してください。
みんなが思い浮かべる標準的なサイズは「200×100×20」です。
2,中の構造も大事
ラウンドファスナーを買う前に、一度開いた状態も確認しておきましょう。
中の構造も財布によって違うことが多く、180度開閉タイプや、マチが小さいものまで色々あります。
カードの枚数も財布によって違うため、迷った時はポケットの多いものを選んでおくといいと思います。
ただし、あまり中身を入れすぎるとパンパンになるので注意ですよ。
3,ファスナーに気をつけよう!
よく分からないブランドの企画物などで、たまにメーカー不明のファスナーが使われていることがあります。
正直な話をすると、ラウンドファスナーが壊れる理由の第1位がファスナー周りのトラブルです。
引き手がちぎれたり、ファスナーの噛み込みが悪くなったり。
100%トラブルを防げるわけではありませんが、YKKのファスナーが使われているだけでも安心感が違います。
あとは、ファスナー専用スプレーを使うのも長持ちさせるコツですよ。
人気のラウンドファスナーまとめ
というわけで前置きが長くなりましたが、さっそくラウンドファスナーを見ていきましょう!
各ブランドからそれぞれ人気の高い財布をピックアップしています。
上から下にいくにしたがって、順番に価格が上がっていきますので、自分の予算と合わせて見てみてください。
(※基本的には、値段が上がれば上がるほどいい素材が使われています。)
・ハレルヤ
ブランド名 | Hallelujah |
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仕様 | 札入れ、小銭入れ、カード15、札仕切り |
サイズ | 190×105×23mm |
素材 | 牛革 |
価格 | ¥ 8,008円(税込) |
一番最初はハレルヤのラウンドファスナーから行きましょう!
アンダー1万円の財布には見えない素材感と、使いやすさにこだわった札入れが特徴。
キズが目立ちやすいスムースな表面ですが擦れば消えます。
少し毛羽立たせたヌバックのような質感で、エイジングが楽しみな面白い財布ですね。
コスパは最強クラスです!
・ビジネスレザーファクトリー
ブランド名 | Business Leather Factory |
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仕様 | 札入れ、小銭入れ、カード13、ポケット4 |
サイズ | 195×105×20mm |
素材 | 牛本革 / シャンタン |
価格 | ¥ 8,999 |
値段は安いながらも本格的な革製品を作っているビジネスレザーファクトリー、略してビジレザ。
コスパの良さに定評があって、お金のない新社会人の強い味方になってくれています。
このラウンドファスナーは全開きタイプなので180度開いて使うことができます。
海外生産のため何を買っても安いので、身の回りの製品をまとめ買いしている人もいますし、この価格帯で革質も悪くないのがすごいと思います。
個人的には、この価格帯の財布にはあまり使われていないYKKのエバーブライトが採用されているのが高ポイントですね。
・ガンゾ fico
ブランド名 | Fico(フィーコ) |
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仕様 | 札入れ、小銭入れ、カード12、ポケット3 |
サイズ | 200×100×20mm |
素材 | 牛革 |
価格 | ¥ 20,520 |
艶やかなガラス革が魅力のフィーコのラウンドファスナー。
取り扱いが難しい分、キレイに使った時のインパクトは抜群。
革靴には多いガラス革ですが、財布にはあまり使われることがないため、持っているだけで間違いなく目立ちます!
革財布の王道、GANZOのセカンドブランドということで品質も安定していますし、本家と比べると値段も良心的。
キレイ目ファッションに良く似合う、上級者向けの財布ですね。
・ポーター ワイズ
ブランド名 | ポーター |
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仕様 | フリーポケット3、小銭入れ、カード15 |
サイズ | 200×105×22mm |
素材 | 馬革/コットンサテン |
生産国 | 日本 |
価格 | ¥ 21,600 |
温かい手触りが魅力のポーターワイズシリーズのラウンドファスナーです。
馬革の表面を摩擦加工しているので触り心地が素晴らしく、普通の革財布の手触りとは一味違います。
ポーターのロゴも無いのでビジネスシーンで使いやすいのも良いですね。
小銭入れがギャルソンタイプの大容量ということで、小銭マニアも納得の収納力。
旅行用をコンセプトに作られているシリーズということでファスナーの引き手が長いのはご愛嬌ですが、使いやすさに特化して作られているだけはあります。
短期出張など、ちょっとした遠出が多い方にオススメです。
・ポールスミス
ブランド名 | ポールスミス |
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仕様 | 札入れ2、小銭入れ、カード入れ12 |
サイズ | 100×200×18mm |
素材 | 牛革 |
価格 | 約¥23,000~ |
さりげないマルチストライプがポイント!
ポールスミスのラウンドファスナーです。
知名度がすごいので、マルチストライプを見られるだけでポールスミスだとバレてしまいます。
オシャレ上級者には向いていませんが、初心者にほどよく丁度良いラウンドファスナーですね。
型押しレザーでキズが目立ちにくく、キレイな見た目を保ちやすいのがポイントです。
ビジネスの場で使っても問題はありませんが、年齢によってはイタい人扱いになってしまうので、よく考えてから購入して下さい。
20代前半までなら普通に使っても大丈夫だと思います。
・ノマドイ
ブランド名 | NOMADOI |
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仕様 | 札入れ2、小銭入れ、カード入れ21、ポケット3 |
サイズ | 100×195×22mm |
素材 | 牛革 |
生産国 | 日本 |
価格 | 約¥23,000~ |
マニアックなブランドですがラウンドファスナーを選ぶのなら外しては行けないと思います。
そう、ノマドイのラウンドファスナーです。
あまり使っている人を見かけないので、これは話のネタにもなってくれる予感がしますね。
じつは全国展開しているサックスバー(イオン系列に入っていますよね)で取り扱っているので、目にしたことがある人は多いかも。
ノマドイの財布はすべて機能性に優れていて、このラウンドファスナーもカード収納数が驚愕の21枚となっています。
値段のわりには手の込んだ作りになっていて、さすが日本製という感じですね。
機能的に財布を使いこなしたい人にオススメです。
・フライングホース
ブランド名 | フライングホース |
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仕様 | 札入2、小銭入、カード入12、ポケット2 |
サイズ | 100x200x25mm |
素材 | コードバン / 牛革 |
生産国 | 中国 |
価格 | ¥27,000 |
格安コードバンの財布でお馴染みのフライングホース、のラウンドファスナー。
顔料染めコードバンが使われているため、エイジングに期待するような革質では無いのですが、キレイに使うならもってこいですね。
とくに素材で使われている宮内レザーの革は、子供用のランドセルに使われているので耐久力もバッチリです。
ぶっちゃけてしまうとこの価格なら十分、日本製の財布にも手が届くので、コスパが良いのかって言われるとちょっと悩んでしまいます。
でも、Amazonなら、時期によってはものすごく安くなっている時があるので、そういう時に狙うと激安で買えちゃったりしますね。
・キプリス
ブランド名 | キプリス |
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仕様 | 札入、小銭入れ、カード21、ポケット2 |
サイズ | 95x205x25mm |
素材 | 牛革/合皮 |
生産国 | 日本 |
価格 | ¥ 27,000 |
キプリス自慢のハニーセル機構がすごく使いやすいラウンドファスナーです。
ハニーセルは「蜂の巣」という意味で、蜂の巣状のポケットにカード類を入れておくと、一目で分かるという画期的なシステムなのです。
実際に使うとめちゃ使いやすいのですが、あまりにも便利なのでカードを入れすぎてしまうという一面も。
使われている革素材も、コンビ鞣しのシラサギレザーで耐久力がバッチリ。
従来の財布ではカードが整理しきれない人にうってつけの、収納力に長けている実用的な財布ですね。
・ココマイスター
ブランド名 | ココマイスター |
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仕様 | 札入2、小銭入、カード8、ポケット2 |
サイズ | 195x100x25mm |
素材 | ブライドルレザー/ヌメ革 |
生産国 | 日本 |
価格 | ¥ 30,000 |
いわずと知れたココマイスターのブライドルラウンドファスナー。
国産革財布の中では頭一つ抜けてコスパが高く、ココマイスターの人気ランキングでも常に上位にいる財布です。
ブライドルレザーとヌメ革のコントラストがお洒落ですが、ナチュラルな素材が使われていてお金の汚れが付きやすいので、キレイに保ちたいなら防水スプレーは必須になりますね。
通常の革よりも強固なブライドルレザーなので馴染むのに時間がかかりますが、その分、重厚感があってビジネスシーンで使うのに適していると思います。
革財布らしい革財布を求めている人や、ワンランク上の良い革財布が欲しい人にオススメです。
・土屋鞄製造所
ブランド名 | 土屋鞄製造所 |
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仕様 | 小銭入れ、カード12、ポケット3 |
サイズ | 190×110×25mm |
素材 | 牛革 / 山羊革 |
生産国 | 日本 |
価格 | ¥ 36,000 |
編み込みメッシュのラウンドファスナーは数が少ないので、狙っているならこの財布は絶対に外せないですね。
丈夫な牛革が使われているので、メッシュ素材にありがちな耐久力の弱さがカバーされていますし、よく手に馴染むので、すべり止め代わりにもなって一石二鳥。
思わず手に持って歩き出したいしなやかな指ざわりの外装と、ハイブランドでもお馴染みのゴートスキン(山羊革)が内装に使われいてとても贅沢。
あまり派手すぎない、大人のお洒落を楽しみたい人におすすめです。
・ペッレモルビダ
ブランド名 | PELLE MORBIDA |
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仕様 | 札入れ2、小銭入れ、カード入れ13、ポケット2 |
サイズ | 100×190×25mm |
素材 | カーフレザー |
生産国 | 日本 |
価格 | ¥37,800 |
2012年に立ち上がったばかりの新しいブランド、ペッレモルビダのラウンドファスナー。
ペッレモルビダというのは日本語で「柔らかい肌」という意味で、素材感を重視しているブランドなのです。
ラウンドファスナーでカードポケットがデザインされているものは珍しく、中を開いてもカッコイイのでワクワクしますね。
シンプルな見た目で、オンオフ問わずに使える懐の広さがいいと思います。
コンセプトが「船旅を楽しむような大人たちに向けて」ということで、収納性を確保するために多少厚みがあるのが弱点かな。
キレイ目な雰囲気と多収納を両立しているラウンドファスナーです。
・グレンロイヤル
ブランド名 | GLENROYAL |
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仕様 | 札入れ2、小銭入れ1、カード入れ8、ポケット2 |
サイズ | 約10×19×2.5cm |
原産国 | スコットランド |
素材 | ブライドルレザー |
価格 | 約¥47,000~ |
派手なイギリスブランドの中では、堅実なモノづくりのイメージがあるグレンロイヤル。
ブライドルレザーだけにこだわっているのと、製品自体の宣伝をほとんどしていないため、知名度がほとんどありません。
おかげで、海外なのに地味なブランドというポジションを確立していて、持っていると逆に渋いブランドだといえます。知る人ぞ知る・・・というやつですね。
「流行りモノが苦手だけど、ちょっと海外ブランドにも手を出してみたい」
という人にオススメのラウンドファスナーです。
・エッティンガー
エッティンガー | ラウンドファスナー |
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仕様 | 札入2、小銭入れ、カード12、ポケット2 |
サイズ | 195x105x24mm |
素材 | ブライドルレザー/牛革 |
原産国 | イギリス |
価格 | ¥ 50,000~ |
イギリスの名門ブランド、エッティンガーのラウンドファスナーですね。
さすが王室御用達ブランドなだけあって、値段も立派ですが見た目もゴージャスです。
エッティンガーの財布は内装と外装の色を別々にしている鮮やかなツートンカラーが特徴で、特に王室カラーのパープルを使ったロイヤルコレクションシリーズが大人気。
スーツに合う財布として、海外の社交界でも高評価なのです。
フォーマルな場で使っても見劣りしない、カッコイイ財布です。
・ガンゾ
ブランド名 | GANZO |
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仕様 | 札入れ2、小銭入れ、カード8、ポケット |
サイズ | 200×97×20mm |
素材 | 牛革 |
生産国 | 日本 |
価格 | ¥ 51,840 |
日本製の革財布といえばGANZO。
ぶっちゃけてしまうと、革のことを知らない人から見たらただ値段の高いだけの財布だと思います。
でも、革好きにとってはたまらない仕様になっているので、どうしてもGANZOが選択肢に入ってしまうんですよね。
外側はブライドルレザー、内側はミネルバボックスという豪華な素材を惜しげもなく使われていて、見るたびに興奮できます。
ただし、いくら経年変化の早いミネルバボックスが使われていても、ファスナーが常時閉められているラウンドファスナーの内装ではあまり変化が期待できないのが残念な点でしょうか。
財布選びって本当に悩ましいですね。
・Whitehouse Cox
Whitehouse Cox | ラウンドファスナー |
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仕様 | 札入れ2、小銭入れ1、カード入れ8、ポケット2 |
サイズ | 約10×19×2.5cm |
原産国 | イギリス |
素材 | ブライドルレザー |
価格 | 約¥54,000~ |
海外製革財布の有名ブランドといえば、Whitehouse Coxですよね。
ブライドルレザーをメインにしている、イギリスらしいブランドです。
なぜここまで人気が出たのかは分かりませんが、とにかく人気があるし、たまにハイブランドと並んで名前が出てくることもあってビックリします。
縫製が雑だという話がありますが、百貨店で売っているものに関してはそこまで酷いものを見なかったので、Whitehouse Coxに関してはネットで買うよりも百貨店で買ったほうが良いのかもしれません。
色気のあるデザインの財布が多く、知名度もあるので、女子ウケを狙うなら確実にオススメです。
・YUHAKU
ブランド名 | YUHAKU |
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仕様 | 札入れ2、小銭入れ、カード12、ポケット2 |
サイズ | 198x95x22mm |
素材 | コードバン / カーフ |
生産国 | 日本 |
価格 | ¥ 55,000 |
グラデーションカラーで有名なYUHAKUですが、中でもコードバンのグラデーションはレア度MAXです!
国産最高峰と名高いレーデルオガワのアニリン染めコードバンを使った至極の一品。
さらに、内装には丈夫なキップスキンを使うことで長年使える仕様になっています。
違いの分かる人にとっては垂涎のラウンドファスナーですね。
少量生産のため手に入りにくいのが難点ですが、お洒落な財布を求めている人なら絶対に満足できる財布です。
・ファーロ
ブランド名 | FARO |
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仕様 | 札入れ2、小銭入れ、カード入れ12、ポケット4 |
サイズ | 105×200×20mm |
素材 | カーフレザー |
生産国 | 日本 |
価格 | ¥59,400 |
ベタ貼り製法の薄い財布作りが得意なFAROのラウンドファスナーです。
薄く削いだ革を貼り合わせて、両表の1枚革にする技法をベタ貼りというのですが、革の裏面が見えなくなるのでとても薄く、そしてスマートな見た目になります。
ただ今回はラウンドファスナーなので、ベタ貼りの薄さを感じることはありませんね(笑)。
しかし、紳士用の財布ブランドとして培ってきた渋さを持っているので、ビジネスシーンで使うのに適した大人の雰囲気をもっています。
あえて控えめに、作りの良さで自己主張したい人にオススメです。
まとめ
ラウンドファスナーは数が少ないとはいえ、こんなに種類があることに驚きました。
今回は、人気のブランドから革の素性が良いものだけを厳選したので、他にも探せばたくさんの種類があります。
色々あって迷いますが、僕がラウンドファスナーを選ぶ場合は、
- 収納性はそんなに無くても問題ない
- エイジングを楽しみたい
- ファスナーがスムーズな物が良い
こうやって希望にあわせた内容の財布を探せば決めやすいです。
例えば、スーツ&バッグで使う予定なら、ブライドルレザー系が比較的安くて扱いやすかったりしますしね。
ということで、人気のラウンドファスナーまとめでした。
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